レトロゲームとマンガとももクロと

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アレサ SFC  呪文のシステムを考えた人は天才だと思う

ゲームボーイの荒々しさは無くなったけど やっぱりアレサは面白い

 

[ゲームボーイのその後の世界で 美少女の新たな大冒険が始まる]

[アレサ   やのまん  スーパーファミコン]

 

1993年発売  

ジャンル  RPG

参考価格 ソフトのみ  900円   完品状態  2030円

記事のネタバレ度  普通

攻略に必要なプレイ時間  25時間

このゲームに対する世間の評価  わりと普通になってた

どんな人におすすめ  面白いRPGを求めているのならば 今すぐどうぞ

 

 

最近は色々なゲームの感想を書いています

 

 

retogenofu.hatenablog.com

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過去の記事も読んでもらえると嬉しいです

 

 

今回感想を書きたいなと思ったのが

「アレサ」というRPGです。

 

どんな内容になっていて

 

どんな部分が面白かったのか?を書いていきますので

購入の参考にしてみて下さい

 

 

そんな今回の レベル上げが楽しいRPGならば トップクラス?

アレサの感想です

 

 

retogenofu.hatenablog.com

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アレサ・SFC版とはどんなレトロゲーム?

 

このアレサ・SFC版ですが、

1993年にやのまんから発売された、

スーパーファミコン専用の作品でした。

 

数あるゲームボーイのRPGの中で、

トップクラスにぶっ飛んだ「アレサ」というシリーズがありました。

 

 

retogenofu.hatenablog.com

 

レベルが上がると敵が出てこなくなる

 

街の中にキャッシュディスペンサーがあって、

お金を借りて装備を整える

 

イベントアイテムを買えなくなったら、即詰み状態になる

 

モンスターを封印して、仲間として使用できる

 

ラスボスを10秒で倒すことができる

 

なんて感じで、

かなり個性的なのだけど、遊んだら虜になってしまう

大好きなシリーズでした。

 

そんなアレサが、

満を持して大容量のスーパーファミコンに帰ってきたのが、

今作でした。

 

 

そんなゲームの目的は

 

ゲームボーイ版のその後の世界で

 

森の奥に住んでいる、

アリエルいう美少女が

 

ドラゴンのファング

 

前作の頼もしい味方、ドールと一緒に

 

前作の舞台であった、

アレサ王国を目指して大冒険していく。

 

前作を知らなくても楽しめるし

 

前作を知っていれば、それ以上に楽しめる

 

続編の鏡の様な展開になっていました。

 

 

ゲームのシステムは

王道のコマンド選択式のRPGで、

今までのアレサとはかなり違うシステムに変更されていました。

 

レベルが上がろうが敵が出てきますし

 

キャッシュディスペンサーもありませんし

 

イベントアイテムもショップで買う事は有りませんし

 

延々と攻撃し続けるクリティカルヒットもありませんし

 

至って普通の、RPGを楽しむことができました。

 

 

しかし、ここで終ってはアレサシリーズの名が廃ります

 

与えるダメージが一切表示されない

RPGにしては斬新過ぎるシステム

 

攻撃力が4アップする武器と、

攻撃力が150アップする武器が同じ店に売っている

「買えるもんなら買ってみろ」という男らしさ

 

敵を倒すことで宝石を入手することが出来て、

その宝石を組み合わせて装備品を作る

中毒性抜群のシステム

 

呪文を何度も使用することで、

新しい呪文をどんどん覚えていく

面白すぎるシステムなどなど

 

この作品でしか味わえない

斬新なシステムが数多くありまして。

 

「やっぱりアレサはぶっ飛んでる!!」なんて感動出来ましたね。

 

 

システムも

 

物語も

 

音楽も

 

全てが私の心に沁み込んで行く

 

「アレサシリーズはやっぱり最高だった」と思わせてくれた

 

大好きな部分もあるし、嫌いな部分もあるけど

 

今すぐ遊んでほしい、

隠れた名作RPGなのでした

 

 

 

 

アレサ・SFC版の感想でもあり レビューでもあり

 

[呪文を使えば使うほど新しい呪文を覚える 最高のシステム]

 

このアレサという作品で、

最も好きだったシステムこそが、

「呪文を使えば使うほど、新しい呪文を覚える」楽しすぎるシステムでした。

 

ゲームボーイ版では、

「イベントアイテム」をゲットすることで

新しい呪文をまとめて覚えるシステムでしたが。

 

そんなアレサならではのシステムにメスを入れまして

 

呪文を使いまくることで、

新たな呪文をどんどん覚えていくという

このゲームならではのシステムに変更されていました。

 

 

このシステムの何が面白いのか?

 

 

戦闘終了後がとても楽しくなるんです。

 

普通のRPGならば

 

レベルが上がったかな?とか

 

良いアイテムを拾えたかな?とかだと思いますが。

 

ウィザードリィで、

「最強装備が入っているかも!!」と思いながら、

宝箱をゲットするかのように

 

ドラゴンクエスト5で、

「はぐれメタル仲間になれ!!」と思いながら、

ハラハラドキドキするかのように

 

戦闘が終了する度に、

「新しい呪文来い!!」と毎回テンションがあがる。

 

かなり興奮できるシステムだった訳です。

 

 

呪文を使うことで、どんどん強くなっていくというのは、

「忍者らホイ」という作品でもありましたが。

 

その作品は、

その系統の強化呪文を覚えて行きますので。

 

熟練度を上げて、

レベルアップさせていくという、

今の時代の「スキルマスタリー」の様な楽しさだったと思います。

 

 

しかし、今作では、

どんな呪文を覚えるのか?というのは未知数ですからね。

 

「やった、回復の呪文!!」とか

 

「やった、攻撃の呪文!!」とか

 

「こんどは、ステータスアップ系か!!」とか

 

どんな呪文が飛び出してくるのか?というのが分からない所が、

最高にワクワクドキドキできましたね。

 

 

10分の長いボス戦の後に

 

いきなり沢山の呪文を覚える

 

そんな興奮こそが、アレサの最高のセールスポイントです

 

 

 

[宝石を集めるという これまた面白いシステム]

 

呪文を覚えるドキドキ感が、

最大のセールスポイントだとするならば。

 

宝石を貯めていくというのも、

このゲームならではのご褒美だったと思います。

 

 

敵を倒すことで、

属性が異なる様々な宝石を拾うことができまして。

 

その集めた宝石を合成させて、

「新たな装備品を作成していく」という面白いシステムでした。

 

各種宝石を30個まで合成してアイテムを作る、とか

 

各種宝石を90個まで合成してアイテムを作る、とか

 

物語が進むほど、

どんどん強力な装備品を作成することができるようになりまして。

 

女神転生の悪魔合体の様に

 

「この組み合わせだったらどうなるのかな?」とか

 

「あえて、一種類の宝石で作ってみたらどうなるかな?」とか

 

本編そっちのけで、アイテム合成を楽しむことができました。

 

 

新しい呪文を覚えるかな?

 

新しい宝石を拾えるかな?

 

こんなワクワク感が、

レベル上げという作業を幸せの時間に代えてくれる

 

トップクラスにレベル上げが楽しいRPGなのでした。

 

 

 

[このくらいファンタジー満載の方が やっぱり遊んでいて楽しい]

 

このゲームを遊んでいて思ったのが、

「物語が良いな…」でした。

 

自分がどんな存在なのか分からない主人公が

 

様々な困難に立ち向かいながら、

自分の秘密を知ると共に、世界の滅亡を救っていく

 

昔ながらの王道の物語なのですが。

 

アリの世界、とか

 

妖精の世界、とか

 

今の時代では味わえない

お約束の様なファンタジー満載の世界を冒険して行きまして

 

「やっぱりこの時代のRPGは好きだな…」なんて

それはもう、癒されました。

 

それほどの衝撃は有りませんので、

物語が売りのRPGという訳ではないのですが。

 

このいい感じのマイルドさが、たまらない人も多いですからね。

 

懐かしいRPGを体験したい人は、

是非とも遊んでほしいなと思います。

 

 

 

[このゲームが超名作RPGになれなかった 悲しい理由]

 

システムが面白い

 

物語も素晴らしい

 

音楽も最高

 

 

何が悪かったのか?

 

 

主に、戦闘バランスの悪さだったのではないでしょうか

 

 

まず初めに困ったのが、

「ダメージが見えない」という斬新なシステムだったと思います。

 

相手が与えてくるダメージは、

自分のライフの減り方でなんとなくは分かります。

 

しかし、こちらのダメージとなりますと、

全く分からなくなっていまして。

 

「本当に効いているのか?」なんて、

「自分が強くなった」という事を実感できないのは、

RPGとしては悲しかったですね。

 

 

色が変わるという、

大まかな表現は有るのですが。

 

せっかくレベルを上げたのに

 

せっかく装備を新しくしたのに

 

どのくらい強くなったのか?がまったく分からない

 

そんな斬新なシステム過ぎるが故の、

結構なマイナスポイントなのでした。

 

 

次に困ったのが、

「敵がめちゃくちゃ多く出現する」という事でしょうか。

 

こちらは3人なのに、相手は9体

 

なんて感じで、

かなりボコボコにされる多さになっていまして。

 

そこら辺も辛い部分でした。

 

後半になりますと、

全体呪文を覚えますので、序盤よりは楽になるのですが。

 

それでも、敵の方が強めに設定されていますので。

 

初めてのエリアに行った時の

「どんな敵が出てくるのだろう」というハラハラドキドキ感は

逆に面白かったですね。

 

ただ、ちゃんとレベルを上げていけば、

なんとか対処できる様になっていますので。

 

ここら辺は、賛否あるところだったと思います。

(私は強めの方が燃えるので、好きでした)

 

 

最後に、

沢山の人が「これはダメでしょ」と思った部分がありまして。

 

この部分さえ何とかしてくれていたら、

かなり面白いRPGになれたと思います。

 

 

その最も辛かった部分こそが

「攻撃が当らない」というRPGにとって致命的な欠点でした。

 

 

呪文は、高確率で当たります

 

攻撃は、高確率で外れます

 

「なんだこれ?」です。

 

レベルが上がることで、

若干当たるようになってきますので。

まったく当たらないという事も無いのですが。

 

この攻撃が当らないという部分こそが、

このゲームが名作RPGに慣れなかった、最大の理由だと思います。

 

 

雑魚敵はなんとかなるんです。

 

しかし、ボス戦となりますと、

本当に攻撃が当たらなくなりまして。

 

ほぼ呪文だけで倒すという、

なんとも悲しい戦闘になっていた訳ですね。

 

4人パーティーなのに、2人しか呪文が使えない

 

その結果、10分とかの長めのボス戦になってしまう

 

そんな悲しさでした。

 

 

この作品と特徴としましては、

主人公以外は、仲間がコロコロ変わるというシステムなのですが。

 

呪文を使えるキャラならば、

「嬉しい!!」ですが

 

呪文を使えないキャラならば、

「戦士タイプなんだ…」ですからね。

 

戦士タイプが、お荷物になってしまうというのが、

最も悲しい部分だったのではないでしょうか。

 

 

与えるダメージが見えて

 

敵の数も6体くらいに抑えて

 

戦士タイプも大活躍できる

 

 

そんなリメイク版のアレサが遊びたいです!!

 

 

 

 

アレサ・SFC版のまとめ

 

なにがそんなに面白いのか

 

やっぱり、呪文を覚える快感でしょうかね。

 

戦士タイプが使えなかったからこそ、

呪文をこれでもかと使う訳です。

 

その結果、

「え?使えば使うほど覚えられるの!!」と感動できる。

 

このゲーム最大のマイナスポイントが

 

面白すぎるシステムで救われる

 

そんな奇跡なのでした。

 

 

今急いで買う理由とは

 

本来ならば、ゲームボーイ版から遊んでほしいのですが。

 

基本的なシステムが別物になっていますので。

 

このスーパーファミコン版を遊んで、

「アレサって意外と好きかも?」となったら、

ゲームボーイ版に手を出すのもありかもしれません。

 

 

ゲームボーイ版は超個性的

 

スーパーファミコン版はわりと万人向けだった

 

スーパーファミコンの名作RPGを探している

あなたに遊んでほしい

 

アレサという隠れた名作RPGなのでした。

 

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

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