異端の魂、ここに降臨! 尖りまくったRPGが、スーパーファミコンで伝説を刻む!

【アレサ スーパーファミコン版】
- ジャンル: ロールプレイングゲーム
- 発売: 1993年
- 開発/販売: やのまん
- プレイ時間: 約25時間
- おすすめポイント: 尖ったシステム、ユニークな世界観、そして何より「レベル上げの楽しさ」を求めるRPGファンに捧げる、至高の一本!
誰も知らない、もう一つの「アレサ」伝説
今回、語りたいのは、一筋縄ではいかない、
とてつもなく個性的なRPGについてです。
その名は『アレサ』。
ゲームボーイという小さなハードで、
常識を打ち破るシステムを次々と生み出し、
一部の熱狂的なファンに「伝説」とまで呼ばれたあのシリーズが、
満を持してスーパーファミコンに降臨したのです!
ゲームボーイ版『アレサ』は、まさしく異端児でした。
- レベルが上がると敵が出なくなるという、斬新すぎるシステム。
- 街のキャッシュディスペンサーでお金を借りて装備を整える、現代的なのか、破綻しているのかわからないシステム。
- イベントアイテムを買いそびれると、そこで冒険終了という、容赦のないシステム。
そんな予測不能で、危険な魅力にあふれたシリーズが、
大容量のスーパーファミコンという舞台で、どのように進化を遂げたのか?
その答えは、私たちの想像をはるかに超えるものでした。
優しい世界?いや、その心に宿るのは「アレサ」の魂!
物語は、ゲームボーイ版のその後を描いています。
森の奥にひっそりと暮らす美少女アリエルが、
相棒のドラゴン・ファング、そして前作の頼れる仲間ドールと共に、
故郷のアレサ王国を目指して旅立つ、壮大な冒険譚です。
前作を知っていれば、
懐かしいキャラクターとの再会に胸が熱くなり、
知らなくても、王道のファンタジー物語として楽しむことができます。
続編の鏡のような、完璧な導入部と言えるでしょう。
システムもまた、一見すると王道そのもの。
コマンド選択式で、ごく普通のRPGに見えます。
「なんだ、結局は普通のRPGになったのか…」
そう思ったあなたは、まだ『アレサ』の本当の姿を知りません。
ここからが、このゲームが他のRPGとは一線を画す、その真髄なのです!
脳汁が溢れ出す!中毒必至の「アレサ」システム!
『アレサ』には、プレイヤーを虜にする、
二つの恐ろしいほどに面白いシステムが搭載されています。
- 呪文は使えば使うほど強くなる!
このゲームの最大の魅力、それは
「呪文を何度も使うことで、新しい呪文をどんどん覚えていく」という、
他に類を見ない画期的なシステムです!
想像してみてください。戦闘が終わるたびに、
まるで宝箱を開ける時のように、胸が高鳴る感覚を。
「やった!新しい回復呪文だ!」
「次は攻撃呪文かな…?」
「うおおおお!全体攻撃呪文だぁぁぁ!」
戦闘終了のたびに、どんな呪文を覚えるか分からないドキドキ感が、
私たちを興奮の渦へと突き落とします。
レベルアップで呪文を覚える従来のRPGとは違い、
自分の行動が直接、キャラクターの成長に結びつく。
この「試行錯誤」と「サプライズ」の連続が、
ただのレベル上げを、最高に楽しい時間へと変えてくれるのです。
- 宝石を集めて、自分だけの最強装備を生み出せ!
そしてもう一つの中毒システム、それが「宝石合成」です!
敵を倒すと、さまざまな属性を持った宝石が手に入ります。
この宝石を組み合わせて合成することで、
オリジナルの強力な装備品を作り出すことができるのです!
「この組み合わせだとどうなるかな?」
「全部同じ宝石で作ったら、何ができるんだろう?」
まるで錬金術師になったかのような気分で、
ゲームの進行をそっちのけで、合成に夢中になってしまいます。
この、自分だけの装備を生み出す喜びこそが、
RPGの「やり込み」の真髄と言えるでしょう。
新しい呪文を覚える喜び、新しい宝石を拾うワクワク感…この二つの中毒システムが、
プレイヤーを飽きさせず、物語の最後まで導いてくれるのです。
ファンタジーの世界に、心を委ねよう
『アレサ』の魅力は、システムだけではありません。
その根底に流れる、どこか懐かしく、温かい物語もまた、私たちの心を掴んで離しません。
- 自分が何者かわからない主人公の秘密。
- ド迫力のドラゴンとの友情。
- アリの世界や妖精の世界など、ファンタジーの王道を行く世界観。
派手さはないけれど、心にじんわりと染み渡るような物語は、
まるで絵本の世界に迷い込んだかのようです。
この「いい感じのマイルドさ」が、
現代のRPGに疲れた僕たちを癒してくれるのです。
しかし、ここまでの素晴らしい点があるにも関わらず、
『アレサ』が超名作として語り継がれなかった、悲しい理由が存在します。
尖ったシステムが生んだ、悲劇の戦闘バランス
『アレサ』の戦闘は、良くも悪くも個性的すぎました。
そして、その個性が、時に致命的な欠点として立ちはだかるのです。
- ダメージが見えない恐怖!
これが、多くのプレイヤーが最初に戸惑う点でしょう。
なんと、敵に与えたダメージが一切表示されないのです!
自分のHPが減ることで相手の攻撃力はなんとなくわかりますが、
自分の攻撃がどれだけ効いているのか、全く分かりません。
「本当に強くなったのかな…?」
せっかくレベルを上げても、新しい装備を手に入れても、
その効果を実感できないのは、RPGとしては大きなマイナスポイントでした。
- 攻撃が、当たらない…!
そして、最も致命的だったのが、これです。
呪文は高確率で当たるのに、物理攻撃は高確率で外れる…!
序盤はまだしも、ボス戦になると、剣士たちの攻撃はまるで当たらない。
結果、パーティが4人いても、
呪文を使えるキャラクターの2人だけでボスを倒すという
悲しい戦法が主流となってしまいます。
戦士タイプは、まさに「お荷物」。
この戦闘バランスの悪さこそが、
『アレサ』が超名作になれなかった最大の理由でしょう。
しかし!考えてみてください。
この致命的な欠点があるからこそ、「呪文を使いまくる」という、
このゲームの最高のシステムを体験することができたのです!
もし攻撃がバンバン当たっていたら、
呪文を使うよりも、ひたすら物理攻撃を繰り返していたかもしれません。
戦士が使えないという欠点が、
皮肉にもこのゲーム最大の魅力を引き出す役割を果たしていたのです。
この極端なバランスこそが、まさしく「アレサ」の魂!
このゲームは、完璧ではありません。
だからこそ、心を掴んで離さない魅力に満ちています。
- 中毒性の高いレベル上げシステム!
- 懐かしくも温かいファンタジー世界!
- 尖ったシステムが生む、究極の体験!
『アレサ』は、完璧な「優等生」ではありません。
しかし、他のRPGにはない、独自の輝きを放つ「隠れた名作」です。
もしあなたが、単なる「面白いRPG」ではなく、
心を揺さぶる「特別な体験」を求めているなら、
今こそスーパーファミコン版『アレサ』を手にしてください。
このゲームの極端な良いところと、極端な悪いところ。
そのすべてを愛せる者だけが、この冒険の真の楽しさを知ることができるのです。
さあ、あなたも伝説の扉を開け、アリエルと共に、呪われた冒険の旅に出よう!
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