レトロゲームとマンガとももクロと

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ウィザードリィ・忘却の遺産 転職システムの面白さはぶっちぎりでナンバー1!!

前作で賛否両論あった部分を改善してくれた 素敵なウィザードリィ

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[お金持ちのお嬢様と一緒に 危険なダンジョンに立ち向かっていく 最高のワクワク]

[ウィザードリィ・忘却の遺産  Genterprise  ニンテンドーDS]

 

2009年発売  

ジャンル 3DダンジョンRPG  ウィザードリィライク

参考価格  5890円

記事のネタバレ度  普通

攻略に必要なプレイ時間  だいたい35時間くらい?

どんな人におすすめ 面白いウィザードリィが遊びたいならば 今すぐ遊んでください

 

 

最近は色々なゲームの感想を書いています

 

 

retogenofu.hatenablog.com

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retogenofu.hatenablog.com

retogenofu.hatenablog.com

 

 

過去の記事も読んでもらえると嬉しいです

 

 

今回感想を書きたいなと思ったのが

「ウィザードリィ・忘却の遺産」という

ニンテンドーDSの作品です。

 

どんな内容になっていて

 

どんな部分が面白かったのか?を書いていきたいと思いますので

 

購入する時の参考にしてみて下さい

 

 

そんな今回の

ガチのウィザードリィ好きの為に作られた 最高の作品

ウィザードリィ・忘却の遺産の感想です( `―´)ノ

 

 

 

ウィザードリィ・忘却の遺産とはどんなレトロゲーム?

 

このウィザードリィ・忘却の遺産ですが、

2009年にGenterpriseから発売された、

ニンテンドーDS専用の3DダンジョンRPGです。

 

 

そんなゲームの目的は

 

前作の

ウィザードリィ・生命の楔と同じ世界、同じ時間軸の中で

 

前作の冒険者たちが強敵に立ち向かっている時に、

実はもう一つの物語が進行していた

 

前作を知らなくても楽しめるし

 

前作を知っていれば、より深く楽しめる

 

続編のお手本のような始まりになっていました。

 

 

冒険者に憧れている、

お金持ちのお嬢様と一緒に、危険なダンジョンに立ち向かっていく

 

シンプルながらも、

最高にワクワクできる始まりも良かったと思います。

 

 

ゲームのシステムは

今まで通りのオーソドックスなウィザードリィ……とは少し違う、

前作同様に若干特殊なシステムになっていまして。

 

 

リアルタイムでトラップが発動する、

ハラハラドキドキのシステム

 

セーブが宿屋でしかできない、

強制マニアモード

 

呪文やスキルをお金で購入する、

ありそうでなかったシステムなどなど

 

オーソドックスなウィザードリィを楽しみつつも

 

DSのウィザードリィならではの

オリジナルな味も同時に楽しむことができる

 

唯一無二のウィザードリィになっていました。

 

 

そんな唯一無二のウィザードリィが、

更に進化して帰ってきたのが今作でした。

 

基本的には、

前作のシステムを受け継いでいます。

 

そんな中で

 

「移動スピードが遅い」という意見には、

ダッシュ機能を追加して

 

「宿屋でしかセーブできない」という意見には、

各フロアにセーブポイントを設置して

 

「なんで蘇生する前に、強制的にセーブするんだ」という意見には、

強制的なセーブを廃止して

 

「ウィザードリィに固定メンバーを持ち込むんじゃない」という意見には、

固定メンバーを一切出さないようにして

 

なんて感じで、

前作のマイナスポイントをことごとく潰していく、

それはそれはもう、潔い作品になっていました。

 

 

私としましては、

「冒険するメンバーをイベントキャラで固定する」という

アニメを見ているかのような展開は大好きだったのですが。

 

往年のウィザードリィファンには、

あまり受け入れられなかったのでしょうね。

 

そこをがっつりカットされていたのは、

少し残念でもありました。

 

 

前作の面白さをそのままに

 

大幅に遊びやすくなって帰ってきた

 

転職システムの面白さは群を抜いている

 

初心者から上級者まで楽しむことができる、

超優秀なウィザードリィなのでした

 

 

 

ネタバレしたくない人は こちらからお先にどうぞ

 

 

5980円

 

 

 

ウィザードリィ・忘却の遺産の感想でもあり レビューでもあり

 

[本編の難易度は 前作よりも相当難しい?]

 

前作の難易度を簡単に説明しますと

 

本編クリアまでは、わりと優し目

 

クリア後の隠しダンジョンは、泣くほど難しい

 

こんな感じでした。

 

隠しダンジョンの難易度で言いますと、

数あるウィザードリィの中でも、

ベスト3に入るくらいの圧倒的な難しさになっていまして。

 

まあ凄かったです。

 

ダンジョンの難しさもさることながら、

最後に待ち受ける真のボスも、異常なくらいに強めに設定されていまして。

 

今作を最も難しいウィザードリィと位置付ける人も、

かなりの数いると思います。

 

 

そんな前作とは、少し違いまして

 

今作は、本編の難易度自体も

かなり上げられていました。

 

前作は、

20階のダンジョンを冒険するという流れだったのですが。

 

今作は、

優しめのダンジョンを冒険して、

冒険者としてのテクニックを学んで。

 

そのテクニックが備わって来たところに

ガチのダンジョンが解禁されるという流れになっていましたので。

 

急激に難易度が上がるのではなく、

徐々に難易度が上がっていくというのは良かったと思います。

 

後半のフロアなんて、

1フロアをクリアするのに、

3時間とか4時間とかかかりましたからね。

 

前作以上に、

ガチのダンジョンを楽しむことができました。

 

 

 

[数マス歩いたらモンスターが出てくる 馬鹿なエンカウント率に 暴れたくなる]

 

RPGを語るうえで、

かなり重要な要素になってくるのが

 

どのくらいの頻度でモンスターが出てくるのか?という

「エンカウント率」になると思うのですが。

 

今作に関して言いますと、

結構いい感じです。

 

ウィザードリィという作品自体が、

ほぼストレスを感じない絶妙なエンカウント率の作品が多いので。

 

その点で言えば、文句なしの作品が多いと思うのですが。

 

今作も、

他の作品に比べると、若干多いかな?という感じではあるのですが。

 

「忍び足」という、

モンスターの出現を抑える特技がありますので、

基本的にはサクサク進んでくれます。

 

 

しかし、

特定のフロアに関して言いますと、

「ウィザードリィ史上、最も酷いエンカウント率」に早変わりします。

 

2マス歩いては、エンカウント

 

3マス歩いては、エンカウント

 

5マス歩いてモンスターが出てこなければ、泣いて喜ぶ

 

こんな、ファミコンのRPGも逃げ出すほどの、

地獄のエンカウント率になっていました。

 

 

ここで思うわけです。

 

忍び足を使えばいいじゃん?と。

 

エンカウント率がヤバいのならば、それ専用のスキルを使えばいいじゃん?と。

 

 

ダメです。

 

このフロアに関しては、

忍び足を強制的に無効化します。

 

「地獄のエンカウント率を楽しんでね」という、

製作者からの無言のメッセージです。

 

 

これが、

「宝箱を必ず落とす」エネミーポイントのモンスターならば、

なんの文句もありません。

 

エネミーポイント最高( `―´)ノです。

 

そうではなく、

宝箱を絶対に落とさない、ランダムエンカウントだからこそ、

「もう勘弁して( ;∀;)」となるわけですね。

 

 

一応の救済措置としましては、

「経験値が稼げるので、完全なるマイナスとはならない」という事なのでしょうが。

 

他のRPGではありえないくらいの

地獄のエンカウント率ですからね。

 

ここだけは、

大半の人が暴れたくなったのかもしれません。

 

 

ドラゴンクエスト3の黄金の爪以上に酷くなる

 

そんな地獄を突破してください

 

 

 

[転職システムの面白さは ウィザードリィ№1]

 

そんな、

地獄のエンカウント率で心を折りに来る作品ですが。

 

大好きな部分も沢山ありました。

 

と言いますか、

地獄のエンカウント率以外はほぼ完ぺきだったと思いますので

 

ここからは、

特に大好きな部分を書いていきたいと思います。

 

 

まず最高だったのが、

「エネミーポイントをあえて多数設置してくれている」ところでしょうか。

 

そこに行けば、必ず宝箱を落とすモンスターが出現する。

 

こんな、他のRPGではありえない、

最高に嬉しいエネミーポイントのシステムですが。

 

他のウィザードリィならば、

エネミーポイント自体がバラバラに設置されていることが多く

 

いちいちパーティーを切り替えて、

エネミーポイントを復活させる必要があったのですが。

(ウィザードリィアスタリスクでは、セレクト一発で復活する最高のバグがありました)

 

今作では、

エネミーポイントを6連続くらいで、

用意してくれたりしまして。

 

そこを往復するだけで、

簡単にアイテムを稼げるようになっていまして。

 

「エネミーポイントがめちゃくちゃある(*´▽`*)」なんて、

ウィザードリィが好きな人ほど感動すると思います。

 

 

次に良かったのは、

「転職すればするほど、どんどんパワーアップしていく」という所でしょうか。

 

「え?そんなのウィザードリィじゃ当たり前でしょ?」となると思います。

 

今までのウィザードリィならば、

転職しても、HPだったり、覚えた呪文はそのままです。

 

ですので、

転職を繰り返して、

最強の冒険者を作るというのも

やりこみ要素の一つだった訳です。

 

そんな転職システムに、

もうひと手間、いや二手間プラスしたのが、

今作の凄さでした。

 

 

まず面白かったのが、

スキルも受け継がれるという所です。

 

今作は、

職業ごとに、「ダブルキャスト」とか「忍び足」とか、

職業専用のスキルが用意されていまして。

 

戦士系の職業でも、

レベルアップの喜びを味わうことができました。

 

レベルが上がっていくことで、

どんどん強力なスキルを覚えていくことができる。

 

この専用スキルを覚えていくというのも

このゲームの面白さの一つだったのですが。

 

このスキルを、

転職を繰り返しながら集めていくというのも

楽しい理由でした。

 

職業を変更するたびに、

どんどん新たなスキルを吸収していくわけですからね。

 

ウィザードリィでありながら、

ファイナルファンタジー5のようなやりこみ要素も楽しめるのも、

この作品ならではの面白さだったと思います。

 

 

そして、もう一つ面白かったのが、

「パラメータがリセットされない」という、

前代未聞の面白さでした。

 

ウィザードリィという作品は、

パラメータの上限がめちゃくちゃ低いです。

 

ドラゴンクエストならば、

255とかまで上げられるのに。

 

ウィザードリィならば、

18とかで限界が来ますからね。

 

パラメータを上げるという楽しみは、ほぼなかったと思います。

 

そんなパラメータの上限が、

かなり上がりまして

 

レベルアップのたびに、

これでもかと上がっていきました。

 

今までは、

レベルを20も上げればすぐにカンストしていたのが。

 

50まで上げても、まだまだ上がりますからね。

 

ここだけでも、かなり特殊だったと思います。

 

 

そんなパラメータが、

「転職しても、そのまま引き継がれる」というのが、

今作で最もぶっ飛んでいた部分だったのではないでしょうか。

 

レベルを上げて、

その職業の呪文やスキルを全て覚えて

 

その職業をマスターしたら、

他の職業に転職して、新たな呪文やスキルを覚える

 

で終わりではなく、

そこにプラスしてパラメータも同時にガンガン上がっていく。

 

究極を目指すのが大好きなプレイヤーにはたまらない

新たな面白さを体験することができました。

 

 

そんな最高の転職システムですが

 

このシステム自体は、

前作の生命の楔でも楽しむことができました。

 

ただ、前作では、

固定メンバーに限り、

エンディング後にしか転職できないようになっていました。

(物語のイメージを壊さないため?)

 

なので、

転職システムの面白さが発揮されるのが、

だいぶ後になってしまったわけです。

 

今作に関しても、

全てのスキルを覚えようと思ったら、

エンディングまでは転職しないのかもしれませんが。

 

戦士系の職業に関して言えば、

全てのスキルを覚えていなくても転職はありだと思いますからね。

(戦士をある程度極めたら、侍やロードになったほうがいい場合もあります)

 

そんな部分も相まって、

転職システムを最大限楽しめたのかもしれません。

 

 

思いついた好きな部分で言いますと、

こんなところでしょうかね。

 

各フロアでセーブができるようになったという、

細かな部分も嬉しかったので。

 

とことん遊びつくすのが好きな人は、

前作よりも今作をお勧めしたいと思います。

 

 

 

ウィザードリィ・忘却の遺産のまとめ

 

遂に終わっちゃいましたね。

 

厳密には

隠しダンジョンをまだクリアしていないので、

まだまだ遊べるのですが。

 

憧れだったニンテンドーDSのウィザードリィ三作が

終わっちゃいましたからね。

 

少し寂しい気持ちになっています。

 

三作合計で、

200時間くらいは遊んでいますからね。

 

ここ数か月の

生活の一部になっていたのかもしれません。

 

 

今後の予定としましては

 

メガドライブミニを再開するか

 

シャッフルダンジョンという、

ニンテンドーDSのゲームを遊ぶか

 

バルダーズゲート2という

プレイステーション2のディアブロライクを遊ぶか

 

色々な選択肢があると思うのですが。

 

「次に遊ぶウィザードリィライク」となりますと、

「世界樹の迷宮シリーズ」に進んでいきたいと思いますので。

 

世界樹の迷宮を遊んだことがない方や

 

過去に遊んだことがある方は

 

私と一緒に楽しんでいただけると嬉しいです。

 

 

5890円という値段が格安だと思える時代が来る

 

三作の中で、最もバランスのいい

 

超がつくほど面白かった、

ウィザードリィを代表する、最高のRPGなのでした

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

 

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