単行本が分厚ければ分厚い程···熱い
皆さんは古いマンガを買う時に
[有名なマンガ家の作品]と、
[無名なマンガ家の作品]と、
一体どちらのマンガを買うでしょうか?
おそらく大半の人は
有名なマンガ家の作品を選ぶのではないでしょうか。
その主な理由は
[有名なマンガは面白いから、有名に成った]
[無名なマンガはつまらないから、有名に成れなかった]
[だから、貴重な時間を使うなら有名なマンガを····]と自然と成ります。
そこで思いました
「なら、みんなが読まないマンガをあえて読んでみたら面白いのでは?」
「どうしてそのマンガが売れなかったのか、分かるのでは?」
「もしその共通点に気付ければ、ブログのヒントに成るのでは?」
「よし!ジャンプの打ち切りマンガを集めよう!!」と成りました。
(打ち切りマンガの王様といえばやっぱりジャンプですからね)
早速、ブックオフのジャンプコーナーへ直行です。
しかし、打ち切りマンガを必死に探してみて分かりました。
「打ち切りマンガは、そもそもあんまり売ってない」と。
なにせ、もともとが[打ち切りマンガ]ですから、
そもそもマンガの人気が無くて終わったんですよね。
つまりそんなマンガの単行本を買う人は、[絶対数]が少ないんです。
(なんでも、多くの打ち切りマンガの単行本は全国で3000~10000冊位しか存在しないとか。つまり全国の都道府県で割ると100冊程度の数しか存在しないと···。)
なので、ちょっとした宝探しの気分で打ち切りマンガを探しています。
すると、本当にたま~にですが見つかるんですよね。
そして迷わずにマンガを購入すると。
(中身のストーリーを知らない方が後で楽しめます)
そんな打ち切りマンガの特徴を分かる範囲で幾つか。
[単行本がやたらに分厚い]
大抵は10週位でジャンプは打ち切るのですが、まれに長めに続く事もあり、
結構な分厚い一冊の単行本に成って出ます。これを私は、ちょっと頑張った打ち切りマンガと思って大事に読みます。
[関係無いマンガが載っている]
これはさっきのパターンの逆で、マンガが予想以上に早めに終わってしまい、
単行本にするにはページ数が足り無いので、作者が描いた昔の読み切りマンガや
マンガのイラストの絵コンテが載っているパターンです。
[ストーリーが急にバトル物に]
このパターンが本当に多いんですよね、さっきまで普通のサッカーマンガだったのに、みんな超人的な技を使う様に成ったりと、きっとここで作者の心が折れたんだろうなと、まるで折れる音が聞こえたかの様な気持ちに成ります。
[つまらないマンガはほとんど無い]
単行本でそのマンガをまとめて読むと、その作者がどういうマンガにしたかったのかが、ダイレクトに伝わって来るんです。そんな作者の熱い気持ちがどんなマンガだろうと、面白くしてしまうんでしょうね···。
マンガを描いている作者も真剣
そんなマンガを打ち切る編集者も真剣
打ち切りマンガをたくさん読んで分かった事はとにかく真剣勝負でした。
もっとたくさんの打ち切りマンガが読みたい(^O^)
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