レトロゲームとマンガとももクロと

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伝説のオウガバトル SFC版  このゲームの楽しみ方に今さら気付く

3時間セーブできないって なかなかのスパルタ

 

[反乱軍のリーダーが 悪の帝国に立ち向かって行く そんな熱さ]

[伝説のオウガバトル  クエスト  スーパーファミコン]

 

1993年発売  

ジャンル  シミュレーションRPG

参考価格 ソフトのみ  380円  完品状態  1220円

記事のネタバレ度  高め

攻略に必要なプレイ時間  50時間

このゲームに対する世間の評価  難しすぎる でも面白すぎる

どんな人におすすめ  強烈な作品が好きならば最高です

 

 

先日久しぶりに

「バカゲー専科」という本を読みなおしました。

 

ユーズドゲームズという雑誌の

ミニコーナーをまとめた作品なのですが。

 

他のクソゲー系の書籍に比べますと、

ゲーム内容にかなり踏み込んでいて面白い作品です。

 

そんな作品の中に、

「伝説のオウガバトルを簡単に攻略する方法」が乗っていまして。

 

「え!こんなに簡単にクリアできるの!!」と衝撃を受けました。

 

その記事の面白さも相まって、

「ヤバい、オウガバトル遊ばなきゃ!!」となりましたね。

 

セガサターン版を

過去にクリアした事があるのですが、

スーパーファミコン版を遊んだことがなかったので。

 

この機会に遊んでみる事にしました。

 

 

そんな今回の 途中セーブが無いのは なかなかのスパルタ

伝説のオウガバトルの感想です。

 

 

 

retogenofu.hatenablog.com

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伝説のオウガバトルとはどんなレトロゲーム?

 

この伝説のオウガバトルですが

1993年にクエストから発売された、

スーパーファミコン用のシミュレーションRPG作品でした

(PSとSSでも発売されています)

 

 

そんなゲームの目的は

 

反乱軍のリーダーとなりまして

 

国民を苦しめている帝国に立ち向かっていく

 

シンプルながらも壮大な目的になっていました。

 

最初は名もなき集団だったのに

 

各地の英雄たちを仲間にして、どんどん強大な軍隊になっていく。

 

シミュレーションゲーム屈指の熱さになっていました。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなシミュレーションRPGで。

 

交互に順番が回ってくるターン制では無く

 

リアルタイムで時間が流れていく、

リアルタイムシミュレーションになっていました。

 

似たタイプのゲームで言いますと、

「ラングリッサー3」や「半熟英雄」のイメージでしょうか。

 

 

ステージには街が多数存在していまして

 

その街を開放して行きながら、

兵力を維持していくための資金を稼いでいく

 

ガチャポン戦記の様な面白さもありましたね。

 

 

カオスフレームという、

民衆の支持率がありまして。

 

いかに英雄らしい行動を行えるのか?というのも

 

伝説のオウガバトルの特徴でもありました。

 

 

弱いものいじめをしない

 

悪の道にいかない

 

いかに善人でいられるのか

 

そんな自分自身と向き合って進んで行く

 

他のシミュレーションRPGとは違う次元にある

 

伝説的なシミュレーションRPGなのでした。

 

 

 

 

伝説のオウガバトルの感想でもあり レビューでもあり

 

[1話1話が濃厚な 映画の様な作品]

 

このゲームはとてもシンプルな作品です

 

帝国に苦しめられている地域に行き

 

各地の街を開放して行き

 

城に住んでいるボスを倒す

 

こんなシンプルな作品です。

 

 

そんなシンプルな作品なのですが、

物語が素晴らしいんですよね。

 

街を開放する事に、

そのボスの評判を聞くことができまして。

 

そのボスがどうして帝国に所属しているのか?を知ることができました。

 

圧倒的な悪人から

 

しかたなく帝国に居なければならない人物まで

 

ステージのボスでありながら、

「倒したくないな」とも思わせてくる。

 

映画の様な、濃厚な世界を堪能することができました

 

 

ただの悪人ならば、考えずに倒せる

 

ただの悪人じゃないからこそ、

解決策を真剣に考える

 

1話1話が濃厚過ぎる

ガチのシミュレーションRPGなのでした。

 

 

 

[ステージクリアに3時間かかる とんでもないボリューム]

 

このゲームを最後に遊んだのは、

20年以上前だったと思います。

 

タクティクスオウガという作品にドハマリしまして、

「だったら前作も遊んでみよう」と買いました。

 

その時はセガサターン版を買ったのですが、

苦労しながらもエンディングまで遊びました。

 

それから20年以上たちまして、

スーパーファミコン版を新たな気持ちでプレイしてみた訳です。

 

 

どんな部分に衝撃を受けたのか?

 

 

そのあまりのボリュームの多さです。

 

最初は小さかったマップも、

ステージが進む事にどんどん大きくなっていきまして。

 

街を開放するだけどでも、かなり大変になっていきます。

 

さらに、

街を解放したとしても、そこで安心してはいけません。

 

街を奪還するための敵がバンバン襲ってきます。

 

ここで街を奪われてしまうと、

とんでもない勢いで民衆の支持が下がって行きますので。

 

ただ敵を殲滅すれば良いという

シンプルなシミュレーションRPGとは

全く違うゲームになっています。

 

 

そんなゲームですからね、

ステージをクリアするのに、平気で2時間とか3時間かかってしまいます。

 

さらに厳しいのが、

主人公がやられたら終わりという部分で。

 

「もう少しで、クリアだ」、からの

 

主人公が死んでゲームオーバー

 

こんな悲劇がありました。

 

 

そんなゲームですが、

セガサターン版はエンディングまでちゃんと遊べました。

 

何故なのか?

 

途中セーブがあったからです

 

2時間だろうが3時間だろうが関係ありません。

 

辞めたくなったら、途中セーブすればいいだけです。

 

 

そんなイメージでしたので、

スーパーファミコン版もクリアできるかなと思っていました。

 

 

まさか途中セーブが無いとは思いませんよね。

 

遊んだら最後、

クリアするまで辞められない。

 

こんなガチさになっていました。

 

私は

「スパボーイS」という

寝ながら遊べる互換機で遊んでいたのですが。

 

充電が切れた瞬間に終りますからね。

 

遊んでは充電

 

遊んでは充電

 

こんな繰り返しで、このガチの世界に挑みましたね。

 

 

ただ、この難易度だったからこそ、

今でも数多くのプレイヤーの心に残っていると思います。

 

遊んだら最後、

クリアするまで逃れられない。

 

そんな、スパルタ過ぎる、

スーパーファミコン版ならではの衝撃なのでした。

 

 

 

[一部隊だけに特化するという 当時は考えつかなかった目から鱗の裏ワザ]

 

このゲームを遊んだ事のある人のほぼ半数は

途中で挫折したと思います。

 

クリアするのに50時間以上は掛かるなど、

超大作という意味もありますが。

 

単純にゲームとして難しいです。

 

カオスフレームという

民衆の支持を集めなければいけませんので。

 

自然と制限プレイになってしまうというのもありますが。

 

単純にシミュレーションRPGとしても難しいです。

 

民衆の支持率0%という、

魔王の様なプレイをしたとしても、他の作品よりも何倍も難しいです。

 

一応の救済措置として、

「タロットカード」という

全体攻撃を出来る強力なアイテムもありますが。

 

タロットカードを駆使しても、まあ難しかったです。

 

そんな伝説のオウガバトルを

「いとも簡単にクリアしましょう」というのが

バカゲー専科のミニコーナーでした。

 

 

どうやって簡単にクリアするのか?

 

1部隊だけに特化して、集中的にレベルを上げるんです。

 

このゲームの鉄則として、

「弱い者いじめはいけない」という物があります。

 

自分のレベルを上げ過ぎると、

どんどん評判が悪くなっていく。

 

こんなスパルタなシステムでした。

 

そんなシステムだったからこそ、

まんべんなくレベルを上げて、常に苦戦し続けなければいけませんでした。

 

 

そんなシステムを逆手に取りまして。

 

1部隊だけを、集中的にレベルを上げます。

 

そして、その部隊を

敵が出現する場所に陣取らせて

 

全ての敵を殲滅させて行きます。

 

そして、敵が少なくなってきたら、

善人たちで街を開放していく。

 

こんな目から鱗の戦い方になっていました。

 

 

1部隊が全ての悪を被って

 

それ以外は善人にしておく

 

伝説のオウガバトルらしさは失ってしまうけど

 

快適な伝説のオウガバトルを楽しむことができる

 

そんな面白さになっていましたね。

 

 

めちゃくちゃ簡単なのか?と聞かれると、

それでも難しい作品に変わらないのですが。

 

あの頃の苦労に比べると、

とんでもない天国ですからね。

 

思う存分この素敵すぎる攻略法を試すのでした。

 

 

 

 

伝説のオウガバトルのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか

 

ガチで遊んでいたら、まずクリア出来なかったと思います

(セガサターン版の方が若干簡単になっていたかも?)

 

そんな作品ですからね、

当時挫折してしまった人も多いかと思います。

 

そんな人にこそ、今遊んでほしいなと思います。

 

快適に遊べる伝説のオウガバトル

 

そんな幸せを体験してください。

 

 

なにがそんなに面白いのか

 

どうやったらこのキャラを仲間にできるのか?

 

こんなワクワクがたまりませんでしたね。

 

隠しアイテムを探して

 

隠されている街を探して

 

頼もしい仲間をどんどん増やしていく。

 

最高のやりこみ要素だったと思います。

 

残念ながら、全ての仲間を集めた

最高のエンディングを見ることは出来ませんでしたが。

 

そんな部分も含めて、数年後にチャレンジしてみたいと思います。

 

 

今急いで買う理由とは

 

今遊ぶならば、

PS版やSS版がお勧めなのでしょうが。

 

当時のガチさを味わってもらうという意味でも、

スーパーファミコン版も遊んでみて下さい。

 

 

敵を逃して

 

弱い仲間に向かわれた時のあの恐怖

 

そんな、一瞬たりとも気を抜くことができない

超名作シミュレーションRPGなのでした。

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

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