「ファミコン最速」! 『ナイトガンダム物語2』が、あなたのRPG観を塗り替える!

「ナイトガンダム物語」──この言葉の響きに、
胸が熱くなる方も多いのではないでしょうか?
かつて子どもたちの間で絶大な人気を誇ったこの作品は、
「コロコロコミック」派と「コミックボンボン」派が人気を二分していた時代において、
ボンボンを牽引する一大コンテンツでした。
コロコロコミックが『ドラえもん』や『ポケモン』で少年たちの心を掴む一方で、
ボンボンは『ロックマン』や、そこの『ナイトガンダム物語』で独自の世界観を築き、
互いに切磋琢磨しながら、月刊コミック誌の世界を盛り上げていました。
そんな時代にリアルタイムで読者だった人に話を聞くと、
「実はどちらの雑誌も買っていた」という人が多くて、かなり驚かされましたね。
というのも、月刊コミック誌は当時の子供のお小遣いからすると、
結構な値段がしたからです。
週刊ジャンプが200円だった時代に、
コロコロが500円、ボンボンもそれに近い価格だったと記憶しています。
ですので、お小遣いの大半が、この二誌で消えていたそうです。
「そのせいで、お菓子を全然買えなかったんだよ!」と笑っていたのが印象的でした。
私の場合は、
よく行くラーメン屋さんや、近所の診療所に置いてあったのを読ませてもらっていたので、「ちょっと高級な漫画雑誌」というイメージが強いですね。
コロコロでは『ハゲ丸くん』や『ドラえもん』、
ボンボンでは『ロックマン』を特に熱心に読んでいました。
そんな、コミックボンボンの人気の大半を占めていたと言っても過言ではない、
「ナイトガンダム物語」待望の続編が、
今回ご紹介する『ナイトガンダム物語2・光の騎士』です。
[ナイトガンダム物語2・光の騎士 バンダイ ファミコン]
1991年発売 / ジャンル:RPG
記事のネタバレ度:普通 / 攻略に必要なプレイ時間:15時間
どんな人におすすめ?:ナイトガンダムが好きなら絶対に遊ぶべき!
この『ナイトガンダム物語2』は、
1991年にバンダイから発売されたファミコン専用のRPG作品です。
ゲームの目的は、ナイトガンダムの世界を舞台に、
プレイヤーが「騎馬隊」「戦士隊」「砲術隊」といった複数の部隊を操り、
強大な呪術師「キュベレイ」に立ち向かっていくという、
まさに「ファンタジーとメカの融合」を体現した壮大な冒険でした。
ゲームシステムは、
オーソドックスなコマンド選択式RPGで、
そのゲーム性は、
あの国民的RPGの『ドラゴンクエスト4 導かれし者たち』に酷似しています。
このゲームの最大の魅力は、
やはりその唯一無二の世界観にあります。
登場するキャラクターや敵モンスターの全てが、
「機動戦士ガンダム」のキャラクターで構成されているのです!
ガンダムに出てくるモビルスーツが、
ファンタジー世界の定番モンスターであるスライムやゴブリンと融合する…。
この豪華すぎる敵キャラクターたちには、
ガンダムファンもRPGファンも、どちらのファンも度肝を抜かれたのではないでしょうか。
ゲームの流れは、『ドラクエ4』のように全6章形式で進行し、
その章ごとに主人公が異なっていました。
「せっかく主人公に愛着を持ったのに、もう次の章に移行しちゃうの…?」という寂しさを感じる一方で、「次の章の主人公は、どんな個性的な奴なんだろう!?」という、
新たな出会いへのワクワク感が同時に爆発する感覚。
そんな複雑な思いが最高潮に達した時に、
「各章の主人公たちが終結してパーティーを組む」という展開が待っているのです!
「ここまでドラクエ4をオマージュするのか!!」と、
逆に清々しさすら感じるほどの、見事な構成でした。
さらに良かったのが、このゲームの特徴として、
通常の魔法以外にも「必殺技」という、
キャラクター固有の強力な技を使用できる点がありました。
イベントを進めることで必殺技を修得していくのですが、
HPを大量に消費する代わりに、敵に巨大な一撃を食らわせることができまして。
まさに「ここぞ!」という場面で繰り出す、危険ながらも頼れる切り札でしたね。
前作『ナイトガンダム物語』のシンプルなRPGから、
システム面が大幅に進化した『ナイトガンダム物語2』。
ファミコンの限界に挑んだ、その進化の軌跡をぜひお楽しみください!
ファミコンRPGの概念を覆す「爆速移動」の快適さ!
最近、「レトロゲームはつまらない」という意見をよく耳にします。
特に多いのが、
「アクションゲームは今でも遊べるけど、RPGはとにかく辛いよね…」という感想です。
せっかくの思い出のゲームが、
「実際に遊んでみると、こんなにつまらなかったのか…」と、
寂しい気持ちになることも少なくありません。
「アクションは良いのにRPGは遊べない」と言われる主な理由は、
ずばり「キャラクターの移動スピード」にあると私は思います。
「こんなノロノロとした動きに、昔の自分はよく耐えていたな…」と思うくらい、
現代のゲームに慣れた人には、当時のRPGの移動速度はもはや拷問でした。
しかし! 今回ご紹介する『ナイトガンダム物語2』のスピード感といったらもう、最高で!
- フィールドでもファミコン最速!
- ダンジョンでもファミコン最速!
- 街中でもファミコン最速!
まさに「シャア専用」と見間違うほどの、
通常のファミコンRPGの3倍速はあろうかという、
圧倒的な移動スピードを誇っていました。
たったこれだけのなのかもしれませんが、
これが「もう一度ゲームをやってみようかな」と思わせるには、
充分すぎるほど大きな理由でしたからね。
もし仮に、全てのファミコンRPGの移動スピードを
2倍程度にアップさせることができれば、
今の時代でも充分に「戦える」コンテンツへと生まれ変わると思います。
ですので、「ファミコンのRPGって遅くてつまらないよね」と諦めている人にこそ、
この『ナイトガンダム物語2』の快適な冒険を体験してほしいと強く思いますね。
サクサク進む物語と、苦行のレベル上げ…!?
このゲーム最大のセールスポイントが「スピード感」であるならば、
逆に残念な点として挙げられるのは
「物語の展開が最高に早い」こと、そしてそれに伴う「ボリューム感の少なさ」でしょうか。
ただ、
「物語の展開が早いということは、すぐにゲームが終わってしまうのか?」と聞かれれば、実は全くそんなことはありません。
それはなぜか?
このゲームの特徴として、
「めちゃくちゃ強いボスを倒して、その章の最後を締めくくる」という形式をとっているのですが、このボスの強いことといったらもう、「勘弁してよ!」と叫びたくなるほどの強さなのです。
そんな凶悪なボスを倒すには、
どうしてもレベルを上げなければ太刀打ちできません。
そのため、プレイ時間の半分以上を、レベルアップの「作業」に費やしてしまうのが、
少し残念なところでしたね。
サクサクレベルが上がってしまうと、
ゲーム全体のボリューム感を少なく感じてしまいますし、
かといってあまりにもレベルが上がりにくければ、
途端に「クソゲー」扱いされてしまいますからね。
もう少しゲームイベントを多く入れて、
レベル上げ以外の楽しみを増やしてほしかった、という思いは残ります。
ちなみに、
経験値が2倍になる「しゅぎょうのふく」という救済措置アイテムも存在しましたが、
これが隠しアイテムだったため、最近までその存在を全く知りませんでした…。
オムニバス形式を採用したことで、
一つ一つの章のボリュームが少なくなり、
物語の奥深さを味わう前に次の章へ移ってしまうのは、最高に惜しい点でした。
『ドラクエ4』好きよ集え! ナイトガンダムの新たな魅力に触れよ!
やはり、オムニバス形式のRPGが最高だと思える人には、
このゲームは強くお勧めできます。
- 『ドラゴンクエスト4 導かれし者たち』
- 『ライブアライブ』
これらの名作が好きならば、きっと『ナイトガンダム物語2』も楽しめるでしょう。
なぜ、今このゲームを遊んでほしいのか?
まず、このゲームのスピード感は最高です。
ファミコンRPGの中でも、
「最速」と言っても過言ではない快適さです。
ゲームイベントの少なさという欠点も、
この移動スピードの快適さの前では、
「まあ、我慢しようかな」と思えるくらいちっぽけなものです。
そして、ボリューム感の少なさに目をつむっていただけるのであれば、
今の時代に遊んでも、十二分に楽しめる作品だと思います。
「ナイトガンダム物語にこんな続編が出てたの!?」と驚いた方は、
ぜひこの機会に遊んでみてはいかがでしょうか。
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