3DダンジョンRPGの傑作!あなたのウィザードリィ愛が試されるリトマス試験紙

【ウィザードリィ好きには絶対に遊んで欲しい、大当たりの作品】
最近、私はどうしても遊びたいゲームのために、
ゲームボーイアドバンスSPを購入しました。
それは、この『ウィザードリィエンパイア』という作品のためです。
既にゲームボーイアドバンス本体とアダプターは持っていたのですが、
画面の暗さがどうしても気になり、
何十時間も続くウィザードリィの冒険を快適に楽しむために、
画面が明るいアドバンスSPに買い替えを決意しました。
真っ暗闇でも遊べるほどの魅力が、このゲームにはあったのです。
王道ウィザードリィの皮をかぶった異端児
1999年にスターフィッシュから発売された本作は、
3DダンジョンRPGの金字塔『ウィザードリィ』シリーズの流れを汲む作品です。
キャラクターの作成から始まる、
古き良きウィザードリィのシステムはそのままに、
いくつかの新しい要素が加わっています。
- オートマッピング:複雑なダンジョンも自動で地図が記録されるため、ストレスなく探索できます。
- 特殊な攻撃方法:通常攻撃の他に、命中率重視やダメージ重視など、戦況に合わせて攻撃方法を選べます。
- 図鑑システム:アイテムやモンスターの情報が図鑑に記録される親切設計。
- 宿屋での全快システム:これまでのウィザードリィでは珍しかった、宿屋に泊まるだけでHPやMPが全快するシステムは、冒険のテンポを格段に上げてくれます。
全体的に、初心者でも遊びやすいように調整された印象です。
しかし、この作品の本当の魅力は、
見た目のシンプルさとは裏腹に、シリーズ屈指の熱中度にあるのです。
長年の相棒を裏切る時…私のウィザードリィ愛が試された瞬間
私は、ウィザードリィをプレイする時、
必ず決まったメンバーでパーティーを組みます。
戦士のケイン、女戦士のバイオレット、魔術師のシルヴィなど、
ウィザードリィの小説からインスピレーションを受けた
お気に入りのキャラクターたちです。
彼らとエンディングを目指すのが、
私にとってのウィザードリィの醍醐味でした。
しかし、この『ウィザードリィエンパイア』では、
その長年のルールを初めて破ってしまいました。
それは、ダンジョンで出会う「仲間」の存在があまりにも強烈だったからです。
このゲームの最大のイベントは、
ダンジョンに隠された扉の先にポツンと佇む冒険者を見つけることです。
他のウィザードリィでも仲間がダンジョンにいることはありましたが、
このゲームの仲間は、
はっきり言ってゲームバランスを崩壊させるほどのチート級の強さでした。
こちらのライフが50しかないのに、仲間のライフは150。
しかも、まだ覚えていない強力な魔法をガンガン使えます。
その圧倒的な魅力には抗えず、
私は泣く泣く長年の相棒たちをパーティーから外していきました。
チート級の仲間を入れてサクサク進めるか、
愛着のあるパーティーで困難な道を歩むか…あなたのウィザードリィ愛が試される、
まさにリトマス試験紙のような作品なのです。
前半は親切、後半は地獄!ギャップが激しい難易度
このゲームは、難易度のギャップがとてつもなく激しいのも特徴です。
- 前半:マップはシンプルで、嫌らしいトラップもほとんどありません。チート級の仲間たちのおかげもあり、ストレスなくサクサク進めます。
- 後半:一転して、難易度が跳ね上がります。複雑なワープゾーンや、プレイヤーを混乱させるトラップが連続で襲い掛かってきます。オートマッピングがあっても、地図を1000回見直す羽目になるでしょう。
さらに、後半に出現するモンスターは、気が抜けない強敵ばかりです。
特に厄介なのが「全体マヒ攻撃」。
運悪くパーティー全員がマヒ状態になると、一瞬で全滅してしまいます。
私もこの罠にはまり、
十数年ぶりに「救助隊」を育成する羽目になりました。
前半でウィザードリィの楽しさを教えてくれ、
後半でウィザードリィの厳しさを叩き込んでくれる。
このゲームは、これからウィザードリィを始める初心者にも、
シリーズをやり尽くしたベテランにも、
新しい発見と最高の冒険を提供してくれるでしょう。
まとめ:なぜ今、この名作を遊ぶべきなのか?
- 完成度の高いウィザードリィ体験
細かいバグがあるものの、それを補って余りあるほどの面白さが詰まっています。
後半に進むほどアイテム集めやレベル上げが楽しくなり、
ウィザードリィとしての完成度は非常に高いです。
- シビアさが最高のご褒美
「どうやってこの強敵を倒すか?」と頭を悩ませる時間も、ウィザードリィの醍醐味です。倒せないからレベルを上げるしかないという、
ストイックなゲームプレイも最高のご褒美となります。
- 最高のエンディング
この作品は物語に重きを置いていませんが、
エンディングには心揺さぶられる感動が待っています。
他のウィザードリィのエンディングはほとんど覚えていない私でも、
この作品のエンディングは一生忘れません。
ウィザードリィシリーズの中でも、
ユニークで特別な体験ができる『ウィザードリィエンパイア』。
ぜひこの機会に、その深すぎる世界を冒険してみてください。
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