レトロゲームとマンガとももクロと

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クソゲーか、神ゲーか。その答えは、あなた次第。ウィザードリィ・囚われし魂の迷宮は、冒険者の魂を試す天国と地獄だ!

クソゲーか、神ゲーか。その答えは、あなた次第。ウィザードリィ・囚われし魂の迷宮は、冒険者の魂を試す天国と地獄だ!

RPGに絶望したことはありますか?

 

プレイを始めた瞬間に「これはヤバい、完全にクソゲーだ…」と

背筋が凍るような体験は?

 

今回ご紹介するゲームは、

まさにそんな第一印象から始まる、

心臓を鷲掴みにされるような体験をさせてくれる作品です。

 

それが、PS3で発売された『ウィザードリィ・囚われし魂の迷宮』です。

 

正直に言います。

 

このゲームは、普通のRPGとして見れば、かなりの「クソゲー」です。

 

しかし、昔ながらのウィザードリィライクを求めているガチ勢にとっては、

この上ない「神ゲー」へと変貌します。

 

その両極端な評価こそが、このゲームが持つ唯一無二の魅力なのです。

 

この記事は、

もしあなたがPS3やPS Vitaでウィザードリィをプレイしたいと考えているなら、

間違いなくあなたの背中を押してくれるでしょう。

 

さあ、絶望の先にある天国へと、一緒に旅立ちましょう。

 

 

家庭用ゲーム機最後のウィザードリィ

 

『ウィザードリィ・囚われし魂の迷宮』は、

ダウンロード専用タイトルとしてPS3とPS Vitaで発売されました。

 

しかし、インターネット環境がないプレイヤーのために、

続編との2本立てパッケージ『ウィザードリィツインパック』、

そして追加シナリオとボーナスダンジョンを収録した

『ウィザードリィパーフェクトパック』も発売されました。

 

「どうせならボーナスダンジョンまで遊びたい!」と

奮発して『パーフェクトパック』を手に入れた私は、

当時の価格で6000円ほどもしたこのゲームに、大きな期待を抱いていました。

 

しかし、プレイ開始直後、私の心は折れかけます。

 

このゲームの第一印象は、「ヤバい、完全に掴まされた…」でした。

 

ブログでレビューを書く予定もなかった当時、

このゲームがもしクソゲーだったらどうしよう、と本気で焦りました。

 

しかし、その不安は、このゲームが持つある種の「理不尽さ」から来ていたのです。

 

本編はクソゲー? 絶望的な3つの「理不尽」

 

普通のRPGプレイヤーにとって、

このゲームの本編は、とてつもない壁として立ちはだかります。

 

  1. 鬼畜すぎるクエスト難易度

このゲームは、クエストをクリアしながらストーリーを進める方式です。

しかし、そのクエストが信じられないほど不親切でした。

 

「特定の場所でイベントが起こる」

「特定のモンスターから低確率でアイテムを5個集める」といった、

まるで砂漠でコンタクトレンズを探すような、大雑把すぎるヒントがほとんどです。

 

特に辛いのが、

すでに探索済みのマップを再度くまなく探さなければならないクエストです。

 

これは、マッピングをしながら進むウィザードリィライクにおいて、

最もプレイヤーの心をへし折る要素です。

 

  1. 異常なまでのモンスターの強さ

このゲームには、

稼いだお金を経験値に変換できる「寄付」システムが搭載されています。

 

これにより、レベルアップが驚くほど早くなります。

 

わずか5時間で、魔法使いの呪文をすべて覚えることも可能です。

 

しかし、その代償として、

モンスターの強さは異常なほど高く設定されています。

 

HPが200しかないのに、

敵から1500ものダメージを食らうことはザラにあります。

 

「簡単にレベルが上がるから、敵も強くてもいいよね?」という、

スパルタすぎるゲームバランスは、ウィザードリィの中でもトップクラスの鬼畜さです。

 

  1. ウィザードリィ最大の醍醐味「エネミーポイント」の廃止

ウィザードリィファンにとって、「エネミーポイント」は至高のシステムです。

 

特定の場所に行けば、必ず宝箱を落とすモンスターと出会える。

この夢のようなシステムが、このゲームでは完全に排除されていました。

 

「これはさすがにクソゲーだ…」と、私は本気でそう思いました。

 

しかし、この「理不尽」は、

すべてエンディングを迎えるまでの話です。

 

ここから、このゲームの本当の面白さが始まるのです。

 

 

クリア後からが本番! 隠された神ゲーとしての真価

 

エンディングまでを乗り越えたあなたは、

このゲームの「神ゲー」たる真価を体験することになります。

 

  1. クエストの呪縛からの解放

本編の辛かったクエストがすべてなくなり、

あなたはひたすらにダンジョン探索とキャラクター育成に没頭できます。

 

この解放感こそが、このゲームをクソゲーから神ゲーへと昇華させる第一歩なのです。

 

  1. ぶっ飛んだ難易度のボーナスダンジョン

クリア後に開放される隠しダンジョンは、本編の比ではありません。

 

こちらのレベルが40なのに、敵のレベルは65。

 

しかし、その理不尽なまでの難しさが、

プレイヤーの冒険心をこれでもかと刺激します。

 

「よし、この地獄をクリアするために、徹底的に鍛え上げてやる!」と、

ウィザードリィファンなら誰もが燃え上がるはずです。

 

  1. 中毒性の高いレベル上げとアイテム稼ぎ

エネミーポイントがなくなった代わりに、

すべてのモンスターが宝箱を落とす可能性を秘めています。

 

さらに、モンスター自体も、かなりの高確率でアイテムをドロップします。

 

このシステムが、

「アイテム集め」と「レベル上げ」という、ウィザードリィの最高の楽しみ

何倍にも増幅させてくれました。

 

特に、ドロップするレアアイテムの価値が、

このゲームの面白さを決定づけます。

 

高価なレアアイテムを売ってお金に変え、

そのお金を「寄付」で経験値に変える。

 

この黄金サイクルは、無限に楽しめる中毒性を持っています。

 

  1. 魔法ダメージがレベルで上昇する快感

ウィザードリィの醍醐味といえば、

大魔法「ティルトウェイト」で敵を一掃する快感です。

 

しかし、ゲームが進むにつれて敵が強くなり、

複数人でティルトウェイトを使わなければ通用しなくなるのがお約束でした。

 

しかし、このゲームでは、

レベルが上がるごとに魔法の威力がどんどん上昇していきます。

 

稼いだお金をすべて魔法使いに捧げることで、

たった一人で敵を壊滅させる、最強の魔法使いを作り上げることが可能なのです。

 

このシステムは、

かつて忍者のAC(アーマークラス)を極限まで下げることに熱中した

ウィザードリィファンにとって、「魔法版のやりこみ」として、

新たな目標を与えてくれました。

 

 

摩訶不思議な「10人の主人公」システム

 

このゲームならではのユニークなシステムとして、

「10人の主人公」が用意されています。

 

ウィザードリィの伝統である

「自分で物語を作る」という聖域に一歩踏み込み、

男女の人間、ドワーフ、エルフなど、

それぞれにキャラクター設定が用意された主人公を選べます。

 

キャラクターごとに専用のクエストや、ラスボスが変化する分岐もあり、

何度も楽しめる要素になっています。

 

そして、このゲームには「倉庫」という便利なシステムがあり、

なんと全主人公で共通です。

 

つまり、一つの強力なパーティでレアアイテムを稼ぎまくり、

それを倉庫経由で他のパーティに供給するという、チート級の育成が可能なのです。

 

「1人目が18時間かかった本編も、2人目なら8時間でクリア!」

 

このシステムのおかげで、

サクサクと色々なキャラクターの物語を楽しめるようになっています。

 

 

まとめ:なぜ、今すぐこのゲームを手に取るべきなのか?

 

初めてプレイしたときは本当に絶望しました。

 

しかし、それを乗り越えた先には、

他のどのウィザードリィでも味わえない、最高の天国が待っていました。

 

このゲームは、PS Vitaでもダウンロードしてプレイできます。

 

携帯機でウィザードリィを遊べるのは、素晴らしい体験です。

 

もし、まだプレイしたことがないなら、ぜひこの機会に試してみてください。

 

ただし、『ウィザードリィパーフェクトパック』には、

やりこみ派にはたまらないボーナスダンジョンが収録されています。

 

お金に余裕のある方はこちらもどうぞ。

 

クソゲーから神ゲーへと変化していく、最高の幸せ。

 

それこそが、今このゲームを手に取るべき理由なのです。

 

 

こちらから購入できます