レトロゲームとマンガとももクロと

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一生終わらないでほしい…! DS屈指の「ディアブロライクRPG」『ソーマブリンガー』の底なし沼へようこそ

一生終わらないでほしい…! DS屈指の「ディアブロライクRPG」『ソーマブリンガー』の底なし沼へようこそ

ゲーム好きなら誰もが知っている、あの伝説のRPGにそっくりなゲームが、

ニンテンドーDSに存在することをご存知でしょうか?

 

その名は『ソーマブリンガー』。

 

2008年に任天堂から発売されたこのアクションRPGは、

ワゴンセールでよく見かけることから、一部のゲームファンの間では

「知っているけど遊んだことはない」という存在でした。

 

実は私も、このゲームをだいぶ前に購入していたのですが、

なぜか見つからなくなってしまい…。

 

探し回った末に諦め、新たに購入してプレイすることにしました。

 

そして、その瞬間に私は衝撃を受けました。

 

「これ、ディアブロライクだったんだ!」

 

私はこれまで、

「最高のディアブロライクRPG」を求めて数々のRPGを遊んできましたが、

まさか、最も求めていた作品がすぐ目の前にあったとは。

 

まさに「幸せの青い鳥」を見つけたような気分でした。

 

今回は、そんな底知れぬ面白さを秘めた『ソーマブリンガー』の魅力と、

その中毒性について、熱く語らせていただきます。

 

 

『ソーマブリンガー』とは? ファンタジーとSFが融合した本格派アクションRPG

 

『ソーマブリンガー』は、

未知の存在「ビジター」に脅かされている世界で、

彼らを討伐するために結成された組織の一員となり、

様々な大陸を冒険するアクションRPGです。

 

一見すると可愛らしいキャラクターデザインのファンタジーRPGですが、

その中身は本格的なディアブロライク。

 

敵を倒してアイテムを集め、キャラクターを強化していくという、

王道のシステムが存分に楽しめます。

 

主なゲームシステムをご紹介しましょう。

  • パーティ制: 一人で冒険するのではなく、メンバー2人を連れていくことができるので、戦略の幅が広がります。
  • トレジャーハント: 敵を倒すと、アイテムや装備、お金が詰まった宝箱をドロップします。この宝箱を開ける瞬間のワクワク感は、他のゲームでは味わえません。
  • マジックアイテム: 装備には「腕力+6」や「攻撃速度+6」といったランダムなスキルが付加されます。自分好みの最強装備を求めて、ひたすらアイテムを掘り続ける楽しみが味わえます。
  • スキルシステム: レベルアップで得たスキルポイントはいつでもリセット可能。敵の属性に合わせて、自由にスキルを振り直せる親切設計です。
  • ワープポイント: ダンジョンにはワープポイントが多数設置されており、一度通った場所には瞬時に移動できます。
  • 独自の戦闘システム: 一度倒した敵は復活しませんが、タイトルに戻ると復活するというユニークな仕様。じっくり物語を進めたい時や、素材を稼ぎたい時など、プレイスタイルに合わせて遊び方が選べます。

 

純粋なディアブロライクの面白さに、独自の要素が加わることで、

このゲームは他に類を見ない完成度を誇っています。

 

ゲームを始めたら最後、

5時間でも6時間でも、そして気がつけば15時間でも、

夢中になってプレイしてしまうことでしょう。

 

 

無限のカスタマイズ!「オーブ」システムの奥深さ

 

このゲームのセールスポイントの一つが、「オーブ」システムです。

 

ディアブロライクの最大の魅力は、やはりトレジャーハント。

 

しかし、この『ソーマブリンガー』は、その面白さにもう一歩踏み込んでいます。

 

装備品にはランダムなスキルが付加されていますが、

「オーブ」を使うことで、さらに好きなスキルを1種類だけ追加できるのです。

  • 腕力や魔力といったステータスアップ
  • 火や水の耐性アップ
  • お金や経験値アップなどの特殊スキル

 

「この装備に、あと1つだけこのスキルが付いていれば完璧なのに…」という悩みを、

オーブが見事に解決してくれます。

 

しかも、ほとんどのオーブはショップで購入可能。

 

他のゲームでは宝箱から苦労して手に入れなければならないところを、

このゲームではお金さえあれば手に入るのです。

 

この親切設計が、お金を稼ぐモチベーションをさらに高めてくれます。

 

全身を魔力アップのオーブで固めて大魔術師になったり、

SP回復のオーブでスキルを連発したり。

 

どのオーブを組み合わせれば最強になれるのか、

無限の組み合わせを考える楽しみが、プレイヤーを飽きさせません。

 

 

優しさと厳しさの絶妙なバランス

 

私が選んだ最初の職業は、「攻撃特化の魔術師」でした。

 

序盤は圧倒的な攻撃力でサクサク進み、

「なんて優しいゲームなんだろう」と油断していました。

 

しかし、中盤からゲームの難易度は一気に跳ね上がります。

 

このゲームには「ブレイク」という、厄介なシステムがあります。

 

敵の攻撃を受けると、こちらの行動がキャンセルされてしまうのです。

 

これが、詠唱に時間がかかる魔術師にとっては、致命的なシステムでした。

 

せっかく強力な魔法を唱えようとしても、

敵の攻撃で何度も中断されてしまうのです。

 

しかし、この難易度こそが、このゲームの真骨頂でした。

 

仲間が敵のターゲットを引き受けている間に、隙を突いて巨大な魔法を叩き込む。

 

この「自分は今、戦っている!」という気持ちよさは、

他のゲームではなかなか味わえません。

 

そして、ボス戦はさらに熾烈です。

 

後半のボスはとんでもないスピードで襲いかかり、

こちらの魔法をことごとくブレイクしてきます。

 

平気で10回以上全滅することもありました。

 

しかし、このゲームは非常に親切です。

 

たとえ全滅しても、

経験値が少し減るだけで、ボスの体力は減ったまま再戦できるのです。

 

普通ならボスの体力もリセットされるものですが、このゲームでは違います。

 

「何度でも挑んでいいぞ」と言われているようで、

私は不死身の冒険者になった気分でした。

 

ラスボスですら、このルールは変わりません。

 

この「厳しさ」と「優しさ」のバランスが、

プレイヤーの挑戦心を刺激し、飽きさせないように工夫されているのです。

 

 

まとめ:終わらないでほしい、最高のディアブロライク

 

このゲームと本家『ディアブロ』との大きな違いは、

「物語がメイン」であることでしょう。

 

『ディアブロ』には、物語がほとんどありませんが、

この『ソーマブリンガー』は、しっかりとしたストーリーが展開されます。

 

物語の要素が加わることで、

トレジャーハントだけでなく、壮大な冒険を追体験する楽しみも味わえます。

 

「○○っぽいディアブロライク」ではなく、

「ディアブロっぽいディアブロライク」

 

このゲームは、

純粋にディアブロライクが好きな人にとって、最高の幸せを与えてくれます。

 

プレイすればきっと、

「この面白さなら、一生遊べる自信がある!」と感じるはずです。

 

あなたもきっと、このゲームの底なし沼から抜け出せなくなるはずです。

 

 

こちらから購入できます