炎のシュートを習得せよ!普通のドッジボールゲームとは一味違う、個性が強い作品
【炎のシュートを覚えるまでを描いた、中毒性の高いスポーツゲーム】
子供時代に夢中になって遊んだゲームを見つけると、つい買ってしまいますよね。
当時のクリアできなかった作品が、
今ならクリアできるかもしれない。そんなワクワク感がレトロゲームの魅力です。
今回ご紹介するゲームも、そんな私にとって特別な作品です。
子供の頃に100回以上はクリアした、
ゲームボーイ用ソフト『炎の闘球児・ドッジ弾平』。
1992年にハドソンから発売された本作は、
人気ドッジボール漫画をゲーム化したものです。
主人公の弾平が、父親が使っていた「炎のシュート」を習得するために、
全国の強豪チームと戦い、成長していく物語が描かれています。
独特なゲームシステムが、新鮮な体験を生み出す
本作のゲームシステムは、一般的なドッジボールゲームとは少し違います。
- ゲージを目押し:ボールを投げる際、ゴルフゲームのようにゲージを目押ししてパワーを調整します。フルパワーに近いほど強烈なシュートになり、必殺技が発動します。
- 矢印システム:敵のいる位置が分からないため、画面に表示される矢印を頼りにボールを投げます。これが非常に斬新で、ショットのタイミングだけでなく、敵の位置を見抜く洞察力も試されます。
相手にボールを当てるまでが独特なシステムですが、これがまた面白い。
必殺技を放っても、
矢印のタイミングがずれて相手に当たらなければ意味がありません。
逆に言えば、相手が放った必殺技でも、
この矢印のシステムのおかげで、うまく避けられるチャンスが生まれるわけです。
試合時間は10分程度で、
パスワードをメモすればいつでも続きからプレイできます。
この手軽さも、何度も繰り返し遊びたくなる中毒性の高さにつながっています。
相手の必殺ショットをガン無視する潔さも大事
このゲームの最大の魅力は、やはり「攻守の駆け引き」です。
相手は、高い確率で必殺ショットを放ってきます。
まともにキャッチするのは難しいため、避けるのが基本です。
しかし、ゲームに慣れてくると、ただ避けるだけでは物足りなくなってきます。
「アウトになってもいい、こちらも同じようにアウトにするから!」
このような潔い「真っ向勝負」ができるようになると、
このゲームはさらに面白くなります。
必殺ショットを放ち合い、お互いのライフを削り合う、
ハラハラドキドキの展開が楽しめます。
衝撃の「2マス」パスワード
このゲームを語る上で欠かせないのが、衝撃の「パスワード」システムです。
なんと、パスワードを入力するマスはたったの2つしかありません。
弾平の顔4種類と、ちんねんの顔4種類を組み合わせて入力するだけです。
メモする必要もなく、適当に入力しても、
どこかのステージにジャンプできるという、斬新なシステムでした。
これにより、「今度はどんなステージかな?」と、
パスワードを使ったギャンブル的な楽しみ方もできました。
このパスワードのシステムも、本作が何度も繰り返しプレイされた理由の一つです。
まとめ:なぜ今、この名作を遊ぶべきなのか?
- 短い時間で遊べる
1試合が短く、パスワードでいつでも中断できるため、
ちょっとした空き時間にも気軽にプレイできます。
- シンプルな中毒性
シンプルながらも奥深いゲームシステムが、飽きさせません。
やり込めばやり込むほど、自分自身の成長を実感でき、より熱中できます。
- 永遠に色あせない面白さ
子供の頃に夢中になったゲームは、大人になってプレイしても、
その面白さは変わりません。
当時の自分との再会を楽しみ、ゲームの面白さを再認識する。
これこそが、レトロゲームの醍醐味です。
数あるゲームボーイ作品の中でも、このゲームは間違いなく名作です。
ドッジボールゲームが好きなら、ぜひ一度、
このシンプルで奥深い世界を体験してみてください。
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