昔は鮎の内臓と銀が同じ重さで交換されていたとか
スーパーでスイカが並ぶ時期になると、旬な鮎も一緒に並ぶようになります。
鮎は別名で[香魚]と呼ばれるのですが、
その理由は、鮎売り場に行けばすぐに解ります。
なぜなら、鮎からきゅうりと全く同じ良~い香りが漂います。
だから別名の香魚と呼ばれるんですね。
そんなとても良い香りがする鮎の、
最も美味しいとされる部分が[内臓]です。
鮎の内臓を塩漬けにしたものが、
[うるか]と言う高級珍味で最高に美味しいのだとか。
いったい何処に売ってるんでしょうね?いつか食べてみたいものです。
(調べたらネット通販で安く売ってるそうですね。)
そんな、みんなが大好きな鮎ですが、
漁師さんの間でこんな噂が有るそうです。
「大きな鮎の内臓は、絶対に食べちゃダメ。」
「食べたら絶対に後悔する事に成る。」
そんな噂なんだそうです。
実はそこには、鮎の寿命と深い関係が有ったんです···。
鮎の寿命というのは約一年位なんだそうです。
(川魚は寿命が割りと短いそうですね。)
しかし稀に何年間も生きるタフな鮎がいるらしいです。
そうなると、鮎は一体どうなるかと言うと?
なんと[草食から肉食]に進化するそうです。
普通の小さな鮎は、岩場に生えている苔を食べて成長して行くのですが、
長寿の巨大な鮎に成ると、メインのエサが[昆虫]に変わるそうですね。
今まで苔をお上品に食べていた草食系の鮎が、
何年間も生きると、飛んでる昆虫をバクバク食べる、
ワイルドな肉食系に成っていくそうです。
そんな理由から、
あの美味しかった高級珍味の内臓が、
全然美味しく無くなってしまうそうです。
鮎の内臓の美味しさは苔の美味しさだったんですねぇ。
ちなみに噂の真相は、
肉食系の鮎の内臓は、味がかなり落ちているという理由と、
鮎の内臓に[未消化の昆虫の足]が残ってる事が多く、
食用に一切向かなく成る、が真相でした···。
鮎の内臓は食べちゃダメ?
大きな鮎の内臓は食べちゃダメ(^O^)