レトロゲームとマンガとももクロと

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Vマスタークロス 物語が異常に良い 泣ける名作カードゲーム

ボーカーの様なコンボの要素と 物語の異常な素晴らしさに 一気に好きな作品になる

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[異世界に迷い込んでしまった主人公が ヒロインと共に その世界の危機を救っていく]

[Vマスタークロス  サクセス   ゲームボーイアドバンス]

 

2002年発売  

ジャンル カードゲーム  RPG

参考価格   ソフトのみ  1180円  完品状態  1280円

記事のネタバレ度  割と高め

攻略に必要なプレイ時間  だいたい40時間くらい

どんな人におすすめ  長時間遊べるカードゲームが好きならば 最高です

 

 

最近は色々なゲームの感想を書いています

 

 

retogenofu.hatenablog.com

retogenofu.hatenablog.com

retogenofu.hatenablog.com

retogenofu.hatenablog.com

 

 

過去の記事も読んでもらえると嬉しいです

 

 

今回感想を書きたいなと思ったのが

「Vマスタークロス」という

ゲームボーイアドバンスの作品です

 


ブイマスタークロス【プレイ動画】

 

今作を遊んで分かったのが

 

自分には

効果的なシチュエーションがあるという事です。

 

そのシチュエーションを出されると、

一気に涙腺が崩壊するらしく。

 

今作もそんな作品の一つになっていましたね。

 

自分だったら、

どんなシチュエーションで涙腺が崩壊するのか?というのを考えながら

楽しんでみてください

 

 

そんなVマスタークロスが

 

どんな内容になっていて

 

どんな部分が面白かったのか?を書いていきたいと思いますので

 

購入する時の参考にしてみて下さい

 

 

そんな今回の

あの展開をされたら まず間違いなく泣く

Vマスタークロスの感想です( `―´)ノ

 

 

 

 

Vマスタークロスとはどんなレトロゲーム?

 

このVマスタークロスですが

2002年にサクセスから発売された

ゲームボーイアドバンス専用のカードゲームでした

 

発売はサクセスなのですが、

開発元はバースデイという

貝獣物語を開発していたメーカーになっていまして。

 

ゲームボーイで発売されていた、

「ミラクルオブザゾーン」の続編的な扱いになっていました。

(貝獣物語のキャラクターも登場します)

 

 

そんなゲームの目的は

 

異世界に迷い込んでしまった主人公が

 

伝説の勇者として世界の危機を救っていく

 

ではなく

 

勇者なのだけど、まったく力がない

ヒロインと共に世界の危機を救っていく

 

なんとも不思議な始まりになっていました。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなカードゲームで

 

簡単にルールを説明すると

 

プレイヤーは

モンスターを召喚する召喚士

 

モンスターを召喚して、

バトルをくり広げる

 

ではなく

 

召喚したモンスターの

「パワーの合計」で勝敗を決めて

 

その繰り返しで、

ライフが無くなった方が負け

 

簡単に説明するならば

こんな感じでしょうか。

 

そこの部分に

 

敵を邪魔することができる

魔法カードであったり

 

戦闘が終わるときだけに発動できる

一発逆転のスペシャルカードがプラスされたり

 

炎のモンスターだけ召喚する、とか

 

獣属性だけのモンスターを召喚する、とか

 

パワーが30だけのモンスターを召喚する、とか

 

発動条件が難しければ難しいほど

与えるダメージが増えていく

 

「コンボ」のシステムが絡み合いながら進んでいく

 

こんな面白さになっていました。

 

更に良かったのは

お金を貯めてブースターパックを購入する

最高のシステムも楽しむことが出来まして

 

「レアカードはなかなか出ない」という

かなりガチな仕様も

コレクション魂に火をつけてくれましたね。

 

 

1試合が長いのが少し残念だったが

 

カードゲームとしても

 

RPGとしてもちゃんと楽しめた

 

物語のクオリティが素晴らしすぎた

 

知る人ぞ知る

名作カードゲームなのでした

 

 

ネタバレしたくない人は こちらからお先にどうぞ

 

 

1180円

 

 

 

Vマスタークロスの感想でもあり レビューでもあり

 

[麻雀の様な ポーカーの様な そんなガチのシステムに熱狂]

 

今作の最大のセールスポイントを考えたときに

真っ先に思い浮かんだのが

「カードゲームとしてめちゃくちゃ面白い」でしょうか

 

今作の対象年齢で言いますと、

小学生くらいをメインターゲットにしていると思います。

 

と言いますのも、

「カードファイターVマスター」という

コミックボンボンの作品のゲーム化ですので

 

遊ぶ世代としては

ボンボンを読んでいる年代に合わせて作られていたと思います。

 

 

なのですが

 

実際に遊んでみるとわかるのですが

 

かなり玄人好みのシステムになっていました。

 

他のカードゲームならば

 

弱いモンスターで序盤をしのぎ

 

中盤から後半にかけて、強いモンスターを出していく

 

基本的にはこんな感じなのですが。

 

今作の場合は、

強いモンスターでも

いきなり出すことができました。

 

パワー10の最低クラスのモンスターだろうが

 

パワー200の伝説のドラゴンだろうが

 

最初のターンから

いきなり召喚することが可能になっていまして。

 

ここら辺の面白さも、

今作ならではだったと思います。

 

 

なぜこのような事が可能なのか?

 

 

使い捨てだからです。

 

一度召喚したモンスターは、

そのターンで消滅してしまいます。

 

だからこそ、

どんなに強力なパワーを持ったモンスターでも

瞬時に召喚できるわけです。

 

 

ここで思います。

 

だったら、

最強のモンスターだけをデッキに入れたらいいのでは?と。

 

他のゲームならば、

召喚するのに色々な条件があるので、

強力なカードだけを入れるのは難しいけども

 

いつでも出せるのであれば

最強クラスのカードだけを入れたらいいのでは?と。

 

 

それは、半分正解で、半分間違いです。

 

基本的には

強いカードだけを入れてデッキを作るというのは、

王道の戦い方になります。

 

ただ、

そうできないように

細かくルールが設定されているのも

今作が最高に奥深くなった所でした。

 

代表的な例で言いますと

 

デッキには同じ名前のカードを1枚しかいれてはいけない

(ギャザリングのハイランダーというシステムでしょうか)

 

パワー100や

パワー200などの強いカードは

規定枚数しか入れてはいけない

 

モンスターには

火や水などの属性が設定されているので

 

強力なカードばかり入れてしまうと

色がバラバラになって逆に扱いづらくなってしまう

 

なんて感じで

 

モンスターを召喚して

合計のパワーを競っていくという

シンプルな見た目とは裏腹に

 

何時間も考え込んでしまう

最高の奥深さがありました。

 

 

更にこのゲームを面白くさせていたのが

「コンボ」というシステムの存在です。

 

同じ属性のモンスターだけを召喚する、とか

 

同じ種族のモンスターだけを召喚する、とか

 

同じパワーのモンスターだけを召喚する、とか

 

この条件をクリアしたら

大ダメージを与えられることが出来るという

コンボのシステムが用意されていました。

 

 

今作には、

カードを召喚できる4つのマスが用意されていまして。

 

左と上と右のマスは

モンスターを召喚するためだけの

モンスターカード専用のマス

 

下のマスは

魔法を使用するだけの

魔法カード専用のマス

 

こんな違いがありまして

 

3つのマス全てに

特定のモンスターだけを召喚して

 

魔法カードのマスには魔法を召喚する

 

この条件を満たすことが出来れば、

晴れてコンボ達成、という流れになっていました。

 

こうやって書きますと、

「簡単にできるんじゃないの?」と思ってしまいますが。

 

これがなかなか難しかったです。

 

 

まず難しい理由の一つとして

 

モンスターどうしでは戦わないのですが

 

相手モンスターの邪魔は

することは可能になっていまして。

 

パワーが10とか30とか

戦力としてはあまり期待できないけど

 

相手のモンスターを排除することができる

 

なんて特殊能力を持っていたりしまして。

 

こんなモンスターを出されだけで

コンボが一瞬でガタガタになるというのも面白かったです。

 

手札には、

コンボを発生させることが出来るカードが全てそろっている

 

だけど、

相手のモンスターによっては

コンボを達成できないかもしれない。

 

こんなハラハラドキドキが

今作の面白さを格段にアップさせていました。

 

相手がカードを出す度に

 

心臓がバクバクしますからね。

 

お手軽なカードゲームとは程遠い

ガチの作品になっていました。

 

 

更に困ったのは、

最後の最後で使用できる

「スペシャルカード」の存在でした。

 

ようやく条件が整ったとしても

そこで終わりではありません。

 

なぜか?

 

スペシャルカード一発で

全てなかったことにされるからです。

 

相手のモンスターと

自分のモンスターを交換したり

 

相手のモンスターを1体排除したり

 

全てのマイナス効果を全てリセットしたり

 

その戦闘自体をなかったことにしたり

 

どんな状況でも、

カード一発でどうにでもなるというのが、

流石スペシャルなカードでした。

 

 

そのコンボのチャンスを逃したら、

また数分はその機会を待たなければいけなくなりますからね。

 

最後の最後まで気の抜けない感覚は、

どんなカードゲームにも負けない

今作ならではの素晴らしさだったのではないでしょうか。

 

 

コンボを決めなくても、

ダメージを与えることはできますので、

気長にやっていけば勝てるのでしょうが。

 

やっぱり大ダメージを与えたいですからね。

 

後半になればなるほど、

コンボデッキになっていくというのも

今作がガチのゲームだった理由なのかもしれません。

 

 

手札には

 

火属性2枚

 

獣属性2枚

 

ただ、魔法カードはない

 

火属性を引けると思って

火属性のコンボを狙って勝負をしてもいいし

 

獣属性を引けると思って

獣属性のコンボを狙って勝負してもいい

 

4ターン後の自分を想像して

どちらのコンボを狙うのか決めていく

 

そんな

麻雀やポーカーの様な

想像する面白さが、このゲームには詰まりまくっているのでした。

 

 

 

 

[あのシチュエーションをやられたら ほぼ泣く]

 

そんなカードゲームとしても

ガチな作品ですが。

 

物語の素晴らしさも、

今作のセールスポイントの一つだったと思います。

 

内容としては、

全国各地をまわりながら、

ワールドカップを目指していくという流れになっていくのですが。

 

まあ良かったです。

 

最初は思います。

 

小学生向けなのかな?と。

 

基本的にはそうです。

 

ただ、

所々で熱くさせてくれまして。

 

エンディングまで見たときに、

「このゲームを遊んで本当によかったな」と思わせてくれました。

 

そして、

自分が絶対に泣いてしまうシチュエーションを

このゲームを遊んで理解しました。

 

 

そのシチュエーションとは?

 

 

異世界に迷い込んでしまった主人公だからこそ起こりうる、

最後の別れのシーンです。

 

世界の危機を救った主人公

 

このままその世界に居ればいいのに

 

現実の世界へと戻ってしまう

 

あのシチュエーションを見たときに

ほぼ泣いてしまうことが分かりましたね。

 

後半になればなるほど、

いつかは現実の世界に戻っていくんだなと、

どんどん悲しくなっていきますからね。

 

あのシチュエーションがあるだけで、

ゲームだろうが漫画だろうが、一気に大好きになってしまいます。

 

 

そして、

今作のVマスタークロスも

そのような終わり方になっているのですが。

 

あの終わり方は反則級のレベルでしたね。

 

別れのシーンも

最高に感動できるのですが。

 

主人公が現実に戻った後の

日常の1シーンが最高に素晴らしくなっていまして。

 

あの1シーンを見るだけでも、

このゲームを遊んだ価値があったと思います。

 

エンディングを見るまでに

40時間以上かかっていますので

物凄く苦労したのは事実なのですが。

 

その苦労した分だけ、

感動が何倍にも膨れ上がったと思いますので。

 

結果的には、大満足の作品でした。

 

 

かなりガチなカードゲームですし

 

1試合の時間も結構長いですからね。

 

途中で諦めてしまう人も

かなりの数いたと思うんです。

 

これが、

「このゲームは、名作カードゲームだよ」と

なっていれば別なのでしょうが。

 

それほど売れた作品でもないでしょうからね。

 

「また後で遊ぼう」と

なってしまうのも理解できます。

 

ただ、

後半になればなるほど、

どんどん物語が良くなっていきますからね。

 

途中で諦めずに、

あの最高のエンディングを

自分自身で見届けてほしいなと思います。

 

 

 

このゲームを買おうか悩んでいるあなたへの 最後のプレゼン

 

遊ぶ時間がないと思っているのであれば

 

1試合がまあまあ長いので、

そこは結構悲しいのですが。

 

その分だけ、

濃厚な時間を楽しめると思いますので。

 

気長に遊んでみてください。

 

 

ゲームボーイアドバンスを持っていないのであれば

 

今の時代ならば

 

画面が明るくて、充電もできる

 

ゲームボーイアドバンスSPか

ニンテンドーDSをお勧めします

 

大画面で遊びたい方は

ゲームキューブのゲームボーイプレイヤーもどうぞ

 

 

安くなってから買おうというのであれば

 

1180円ですからね

 

まあまあのランクのソフトだと思います。

 

ただ、

完品状態でも1280円ですので

 

今ならば、

完品状態をお勧めします。

 

 

クリアできるのか不安というのであれば

 

クリアするのに

表記上は35時間かかりましたが。

 

40時間以上は遊んでいると思いますので。

 

ボリューム感としては

カードゲームの中でも

トップクラスの濃さだったと思います。

 

コンボが決まれば

ラスボスにもあっさり勝てるし

 

コンボが決まらなければ、

ザコ戦でも長期戦になるし

 

なんて感じですので、

自分のテクニックを駆使して戦い抜いてみてください。

 

 

このゲームを買わない理由で言いますとこんな感じでしょうか。

 

私自身が買わなかった理由で言いますと

「このゲームの存在を知らなかった」でしょうか。

 

この作品は、

押入れを掃除していたら出てきた作品で。

 

このゲームを買っている事すら

認識していませんでしたからね。

 

そのくらい、

あまり印象に残っていなかった作品でした。

 

これが、

「ミラクルオブザゾーンの続編」だとわかっていたとしたら、

もう少し印象に残っていたと思うのですが。

 

別の名前でしたからね。

 

そこら辺も

あまり有名になれなかった理由の一つなのかもしれません。

 

ただ、

めちゃくちゃ面白いです。

 

慣れるまでは

戸惑うこともあるのでしょうが。

 

慣れてからは、

一気に面白くなっていきますからね。

 

ガチのカードゲームが好きな人は、

是非ともこの素晴らしい世界に飛び込んでみてください(/・ω・)/

 

 

 

 

Vマスタークロスのまとめ

 

このゲームを遊んで最も後悔したこととは?

 

ミラクルオブザゾーンからやらなかったことです。

 

1も2も持ってはいるのですが、

後になってから遊ぼうと、積みゲーにしていました。

 

これが

「ミラクルオブザゾーン3」とか

「ミラクルオブザゾーン外伝」とか書いていてくれているのならば、

1から遊ぼうとなるのでしょうが。

 

そうではなかったですからね。

 

遊んだ後で、

続編だったと気づきましたので、

そこは少し悲しかったです。

 

ただ、

今作を遊ぶことによって、

ミラクルオブザゾーンも絶対に面白いゲームだなと確信しましたので。

 

そこら辺も込みで、

遊んでいければなと思っています(*´▽`*)

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

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