ガルマと2回 ランバラルと2回戦う そんな新感覚
[地球の戦いだけに特化した 独特なゲーム]
[機動戦士ガンダム バンダイ プレイステーション2]
2000年発売
ジャンル アクションゲーム
参考価格250円
記事のネタバレ度 高め
攻略に必要なプレイ時間 2時間
このゲームに対する世間の評価 今までのガンダムゲームとは違う ムズイ
どんな人にお勧め 全てのガンダム好きに遊んでほしいな
キャラクターゲームの中で
ラスボスを誰にするのか?というのは重要ですよね。
ゲームの最後を締めくくる存在ですからね
それはもうド派手なラスボスを登場させたいと思うのが
当たり前です。
「あの強敵を倒して、スッキリとゲームを終わりたい」です。
そんな今回の ラスボスの知名度が低すぎて パニックになる
機動戦士ガンダムの感想です。
機動戦士ガンダムとはどんなレトロゲーム?
この機動戦士ガンダムですが
2000年にバンダイから発売された
プレイステーション2専用のアクションゲーム作品でした。
大人気アニメ「機動戦士ガンダム」のゲーム化作品で
プレイステーション2初のガンダムゲームでもありました。
そんなゲームの目的は
主人公の「アムロ・レイ」となりまして
「ガンダム」という白いモビルスーツを操り
地球編の最後まで体験していくというものでした。
ゲームのシステムは
オーソドックスなアクションゲームで。
似たタイプで言いますと
「アーマードコア」の様な操作性でした。
今までは、宇宙がメインの戦いが多かったので
アクションゲームでもあり
3Dシューティングでもあったのですが。
今作は地上戦がメインですので
バリバリのアクションゲームという感じでした。
遠くの敵には
ビームライフルやバズーカ、ガンダムハンマーなどを当てて
近くの敵にはビームサーベルで斬りつける
こんな今までの通りのガンダムゲームなのですが
今作では、ブースターを使用すると
直ぐにオーバーヒートしてしまうなど
かなりリアルなシステムに変わっていました。
逃げる敵を追いかけたいのに
直ぐにオーバーヒートを起こして、全然追い付くことができない
そんなリアルさも良かったです。
宇宙の時は
あんなにもスムーズに移動ができたのに
地上になった瞬間に
物凄く重力を感じることができる。
そんな新感覚のガンダムゲーをお楽しみください。
機動戦士ガンダムの感想でもあり レビューでもあり
[ゲームの難易度で言うと かなり結構難しい]
今作をプレイして思ったのが
「かなり難しいな」という感想です。
今までのガンダムゲームでは
敵の攻撃をかなり簡単に避けることができまして。
「流石ニュータイプ!!」という体験をすることができました。
しかし、今作では
ガンダムの動きがかなり重く
敵の攻撃を避けるのが難しかったです。
更に、このゲームは
敵の攻撃力が高めに設定されており
油断すると簡単にやられてしまうなど。
敵の攻撃をいかに避けるのか?に重点を置いていました。
直ぐにオーバーヒートしてしまうので
どのタイミングでブースターを使うのか?を考えるのも
重要な作品でしたね。
雑魚敵を倒すことで
ボスが登場するという、お馴染のシステムなのですが。
ボスが登場する前に
ボロボロの状態にされて
そこから、圧倒的なスピードのボスが登場してくるなど
かなり難しいゲームでした。
今までのガンダムゲームでは
ボスが登場するシーンまで行けば
そこでやられても
ボス戦から再開できることが多かったのですが。
このゲームでは
ステージの最初からやり直しですので
かなりの緊張感を持って、ゲームに挑まなければいけませんでしたね。
ゲームに慣れてくれば
遠くからビームライフルで撃ちまくれますので
激ムズというほどではなかったのですが。
あの何とも言えない緊張感は
このゲームの魅力だったのかもしれません。
[今まではカットされていた部分を 濃厚に楽しめる]
このゲームを遊んでビックリしたのが
「え?ゲルググとか出てこないの?」でした。
今までのゲームでは
ザクを倒して
シャア専用ザクを倒して
グフを倒して
ビグザムを倒して
ギャンを倒して
ゲルググを倒して
ジオングを倒して…なんて感じで
一年戦争の中から
「名バトルを、選りすぐって体験していく」という感じだったのですが。
今作では
地上戦だけに特化した作品になっていまして。
今まではカットされていた
数々のシーンを体験することができました。
例えば
ガルマ率いる軍隊が攻めてきて
それを撃退する
これだけで1つのステージになっていましたし。
ランバラルが、偵察隊として攻めてくる
これだけでも、1つのステージになっていました。
今までは
ガルマを倒すだけで1つのステージ
ランバラルを倒すだけで1つのステージとなっていたのに
まさかの2回登場するという豪華な展開でした。
その他にも
アムロがすねて
ガンダムを無断で使用して
ジオン軍の基地をめちゃめちゃに破壊するステージなど。
「アムロって、意外とヤバい奴なんだな」と
垣間見れるシーンがあり
他のガンダムゲームとは一味も二味も違う作品になっていました。
ガルマと二回戦って
ランバラルと二回戦って
ズゴックと二回戦って
そんな、今までに描かれなかった世界を
骨の髄までお楽しみください。
[ラスボスを見て 何だこれ?となる]
このゲームですが
ホワイトベースが宇宙に飛び立つまでを
濃厚に描いていくという感じです。
そんなゲームなので
ビグザムも
ギャンも
ゲルググも
ジオングも出てこない訳です。
そんなゲームのラスボスを
どのモビルスーツにするのか?というのは
かなり大変だったと思います。
一応は「シャア専用ズゴック」という
最大の敵がいるのですが。
かなり地味だと思います。
水陸両用のモビルスーツで
水中戦ならば、めっぽう強いのですが
派手さは有りませんでした。
ですが、それ以上の存在が居ませんので
「ラスボスはシャア専用ズゴックなんだろうな」と思いながら
ゲームを進めていきました。
そして、ステージを進めていき
シャア専用ズゴックと熱戦を繰り広げます。
そして、無事に倒すことができました。
「これでゲームもエンディングだな」と思った時に
まさかのラスボスが登場しました。
それは「ゾック」という
なんだか良く分からないモビルスーツで
シャアを逃がすために、特攻してくる
中々の熱い展開でした。
ただ、強いのか?と聞かれれば
まったくそんなことは無く。
ただの雑魚敵でした。
まあ、このゾックのお蔭で
シャアが無事に逃げ出すことができましたので
役目としましては100点満点だったのでしょうが。
ゲームのラスボスとしましては
相当な雑魚敵なのでした。
「あれ?この機体はハイゴッグだったっけ?」なんて
ゾックという名前を思い出すのに
相当な時間が掛かるくらいの地味さでしたからね。
知名度も弱い
戦力としても弱い
捨て駒としては十分すぎる活躍
そんなゾックという可哀そうな存在を
まさかのラスボスに持ってくる。
そんな勇気に拍手を送ってください
機動戦士ガンダムのまとめ
なぜ遊んでほしいのか?
今までのガンダムゲームでは描かれなかった
地球をメインにしたエピソード
こんなエピソードを体験できるだけで
満足ですよね?
なので、絶対に遊んでください。
なにがそんなに面白いのか?
このゲームには
メインのモードの他にも
タクティクスバトルという
新人パイロットになって、出世を目指して行く
おまけのモードがありまして。
このモードも遊び応え抜群でした。
細かなミッションを受けていきながら
どんどん出世していく。
そんなもう一つの一年戦争をお楽しみください。
今急いで買う理由ってあるの?
このゲームですが
ジオニックフロントというゲームが
あまりにも難しすぎまして。
気持ちを落ち着かせるために
箸休めで遊びました。
これがまあ、良い気分転換になりました。
ジオニックフロントでは
ガンダムの圧倒的な戦力の前に
フラストレーションが溜まりまくったのですが。
今回はその逆ですからね。
ザクを撃ち落としまくりでした。
「やっぱりガンダムは強いんだな」と再認識できましたね。
ちなみに
「機動戦士ガンダム・めぐりあい宇宙」というのが続編で発売されているのですが。
私はそちらを先に遊んでしまいまして
「やばい前編があったんだ」となりました。
ですので、遊ぶ順番としましては
この、機動戦士ガンダム
次に、ジオニックフロント
最後に、機動戦士ガンダム・めぐりあい宇宙の順番でお楽しみください。
機動戦士ガンダムで一年戦争が始まり
ジオニックフロントでジオン軍のサイドストーリーを楽しみ
機動戦士ガンダム・めぐりあい宇宙で一年戦争を締めくくる
この流れが最強です。
ガンダムに興味がない人でも
この3作を遊ぶことで、きっと詳しくなれると思います。
そんな体験をお楽しみください。
今日も
レトロゲームとマンガとももクロと
をお読みくださりありがとうございました
数あるガンダムゲームの中で もっとも知名度が低いラスボス
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完品状態 250円
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