レトロゲームとマンガとももクロと

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カオスシード SFC どうしてプレミアが付いているのか?を 遊んで理解する

こんなに面白いゲームならば プレミアが付いていても許される

 

[経営シミュレーションとアクションRPGの奇跡の融合]

[カオスシード  タイトー   スーパーファミコン]

 

1996年発売  

ジャンル  アクションRPG シミュレーション

参考価格 ソフトのみ  5630円  完品状態 10000円

記事のネタバレ度  結末は書かないけど高め

攻略に必要なプレイ時間  40時間

このゲームに対する世間の評価  最高のアクションRPG

どんな人におすすめ  全ての人に遊んでほしい

 

 

少し前までは、数百円のゲームを遊びまくっていました。

 

それから少し経ちまして、

2000円くらいのゲームを集めるようになりました。

 

そして、

「そろそろプレミアソフトに手を出してみようかな?」と思ってきました。

 

そんなにバンバンは買えませんが、

月に1本くらいならば、新品のゲームの代わりに買えますからね。

 

レトロゲームコレクターの、

新たなステージに行ってみたいと思います。

 

 

そんなチャレンジの、

記念すべきトップバッターを飾る作品は

15年以上前から既に高かった、伝説的なアクションRPG

カオスシードです。

 

 

昔から名前は聞いていました。

 

しかし、その時代からプレミアが付いていました。

 

そんなゲームを遊んでみましたので

「カオスシードを昔から遊びたかった!!」なんて人は、

この機会に参考にしてみて下さい。

 

 

そんな今回の どうしてプレミアが付いていたのか?を納得する

カオスシードの感想です。

 

 

 

retogenofu.hatenablog.com

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カオスシードとはどんなレトロゲーム?

 

このカオスシードですが、

1996年にタイトーから発売された

スーパーファミコン用のアクションRPG作品でした。

(セガサターンにも移植されています)

 

 

そんなゲームの目的は

 

洞窟を作り出すことができる仙人の見習いとなりまして。

 

その存在を嫌っている人間と戦っていく

 

中々のハードな始まりになっていました。

 

 

どうして仙人を嫌っているのか?

 

仙人は洞窟を作り出すことで、

その大地にエネルギーを送って行きます。

 

しかし、洞窟作りに失敗してしまうと、

草木が生えない荒れ果てた土地になってしまいます。

 

そのマイナスイメージだけが先行してしまい、

「仙人は悪者だ!!」となりまして。

 

仙人を抹殺するために

腕自慢の戦士たちが洞窟内に乗りこんでくる。

 

そんな世界で、

見習いの仙人として頑張って行く。

 

こんな始まりでした。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなアクションRPGで。

 

聖剣伝説をイメージしてもらえると分かりやすいです。

 

洞窟内には、

洞窟を破壊しようとする人々が乗りこんできますので。

 

その人々を撃退して行きながら、レベルを上げていく。

 

バイオレンスな聖剣伝説です。

 

しかし、ここで終わるのであれば、

普通のアクションRPGで終わってしまいます。

 

 

カオスシードがなぜ伝説になったのか?

 

自分でダンジョンを作成していくからです。

 

 

主人公は

大地にエネルギーを送り込むために

洞窟を掘って色々な施設を作ってきます。

 

大地を復活させたり、各部屋を維持するための

エネルギーを生産する部屋

 

色々な部屋をパワーアップさせるために必要な

仙丹を生産する部屋

 

穴を掘って装備やアイテムを探す

採掘部屋

 

エネルギーや仙丹を運搬したり、人々から洞窟を守るための仲間を呼び込む

召喚部屋

 

なんて感じで、

色々な施設を洞窟内に設置して行き

 

大地にエネルギーを送りながら

 

洞窟を壊そうとする軍隊に対抗していく。

 

アクションRPGと経営シミュレーションが融合した

とてつもない作品に仕上がっていました。

 

 

自分にとってはダンジョンではありません。

 

大地を復活させるための、大切な世界です。

 

しかし、仙人の仕事を知らない人々にとっては

明らかにダンジョンなわけです。

 

そんな世界で、

各部屋をまわりながら、出現した人間を倒しまくって行く。

 

ダンジョンを作成する社長でもあり

 

ダンジョンを守る警備員でもある

 

そんなリアルさになっていました。

 

 

洞窟を上手く作れた時のあの感動

 

洞窟を上手く作れなくて、人々に恐怖するあの怖さ

 

コンプリートするには軽く100時間以上かかる

圧倒的なボリューム感

 

そんなお値段以上に価値がある、

絶対に遊ばなければならない伝説のアクションRPGなのでした。

 

 

 

 

カオスシードの感想でもあり レビューでもあり

 

[あれ?あんまり面白くないかも?という始まり]

 

正直言いまして、

最初の印象としましてはだるいゲームでした。

 

レクチャーモードという、

「何をすればいいのか?」というモードもちゃんとあるのですが。

 

細かい部分は

「遊んで慣れて下さい」という感じでした。

 

なにせ、経営シミュレーションとアクションRPGが融合した

唯一無二のゲームジャンルですからね。

 

「どうやったらいいのだろう?」が常に付きまとっていました。

 

時間経過で人間が襲ってくるという、

なかなかのバイオレンスにもなっていますので。

 

「洞窟作りに集中したい!!」なんて怒りで、

人間どもをバンバン討伐して行きました。

 

 

1つのシナリオが

3時間と結構長めに設定されていまして。

 

序盤で洞窟の作成をミスると、

常にピンチになっていくというガチさもあり。

 

「どうやったら効率的に進められるのか?」というゲームでした。

 

 

そんなゲームですからね、

序盤がだるくなるのは仕方なかったのかもしれません。

 

洞窟経営に失敗しますと

 

全然エネルギーを生産してくれない

 

それをパワーアップさせる仙丹も足りない

 

その結果、仲間も貧弱

 

こっちは7レベルで、向こうは17レベル

 

そして、必死に戦う

 

こんな地獄が待っていました。

 

一応の優しさとしましては、

タイムアップという物がありませんので。

 

諦めなければ絶対にクリアできるのですが、

その大変さに心を折られそうになりました。

 

これが、序盤の難易度です。

 

 

しかし、遊べば遊ぶほど、

「あれ?意外と面白いかも?」と思えるようになってきたんです。

 

召喚部屋を優先的にパワーアップさせて、

主人公よりも圧倒的に強い仲間を雇いまくったり

 

採掘部屋を優先的にパワーアップさせて、

とんでもなく強力な装備を集めまくったり

 

あまり洞窟を広げ過ぎないで、

1つの施設を重点的にパワーアップさせていく

 

カオスシード初心者ならではの方法に気付きました。

 

そんな方法を思いついたら、

直ぐに試したくなります。

 

その結果どうなったのか?

 

向こうのレベルが17、こちらのレベルが25

 

なんて、幸せな世界が待っていました。

 

この時点で主人公のレベルが13とかですからね。

 

相手を圧倒するほどの戦力を

自分の経営手腕で手に入れる。

 

「これがカオスシードか!!」なんて覚醒しました。

 

 

遊べば遊ぶほど

 

システムを理解すればするほど

 

どんどんこのゲームの虜になっていく

 

そんな凄さが、このカオスシードにはあったのでした。

 

 

 

[どうしてこのソフトが プレミアソフトになったのか?]

 

このカオスシードは、

昔からレアソフトとして有名でした。

 

遊ぶ前は

「あまり売れなかったからかな?」と思っていました。

 

1996年という、

次世代機が売れ出した時代ですからね。

 

あまりヒットしなかったと思います。

 

ですので、数が少ないという意味で

プレミアが付いているのだとばかり思っていました。

 

 

しかし、自分で遊んでみて理解したんです。

 

このゲームがどうしてプレミアソフトになったのか?を。

 

 

まず一つ目は、

圧倒的に面白いからです。

 

これ以上の理由はないです。

 

圧倒的に面白くて、数が少ない。

 

典型的なプレミアソフトのパターンです。

 

確かに、最初はだるいです。

 

しかし、そんなのは開始数時間だけです。

 

カオスシードのシステムを理解した瞬間に、

ずっと遊んでいたいと思います。

 

と言いますか、

12時間遊んでも飽きませんでした。

 

ゲームとして完璧な面白さです。

 

 

次に思ったのが、

100時間以上遊べる、

マルチエンディングのシステムが搭載されていたからだと思います。

 

このゲームは

3時間から5時間で終わるシナリオが、何本も用意されていまして。

 

そのシナリオの

グットエンディングを見ることができれば、

次のシナリオが解禁されるシステムでした。

 

複数のシナリオが用意されていて

更に複数のエンディングが用意されている訳ですからね。

 

もうとんでもないボリューム感になっています。

 

7時間かけてようやくエンディングを見て

 

そのエンディングがバットエンドだと気づいて

 

次のシナリオが解禁されない

 

こんな悲劇を2回ほど食らいました。

 

ただ良いんです。

 

そのエンディングを見れましたから。

 

バットエンドなのでしょうが、

物語の面白さがトップクラスですからね。

 

グットエンディングを目指して、また頑張ることができました。

 

 

最後に思ったのが、

「経営シミュレーションの部分が面白い」、でしょうか

 

RPGというのは基本的にはプレミアが付きません。

 

どうしてか?

 

何度も遊ぶことができないからです。

 

どんな名作ゲームでも、

よっぽどのやりこみ要素が無い限りは数十時間で終わってしまいます。

 

アイテム集めや、レベルをマックスまで上げるなど、

極限まで遊びつくすという目的があれば

何百時間も遊べますが。

 

基本的には数十時間で終わってしまいます。

 

 

そんなRPGの弱点を、

「洞窟を好き勝手に作る」という、

経営シミュレーションのシステムで補っていた訳です。

 

ザコンビニ2でもありました

 

全店舗を自動販売機だけにする、とか

 

中華まんだけしか売らない、とか

 

パンしか売らない、とか

 

そのゲームを極めたものが、

システムの限界に挑んでいく。

 

制限プレイの異常な楽しさです。

 

そんな楽しさが、

このカオスシードでも楽しめた訳です。

 

カオスシードの良い所は、

基本的にはタイムアップがありません。

 

30ターンくらいで、もうクリアできます。

 

しかし、もっと洞窟をパワーアップさせたくなってきます。

 

パワーアップさせてもほとんど意味がありません。

 

ただの自己満足です。

 

ただ、この洞窟と別れたくないんです。

 

自分にしか作れない洞窟なんです。

 

最初は豪快に作っていたのに、今は繊細に作っている。

 

こんな成長を感じられるのもカオスシードの魅力です。

 

作っても作っても満足できない

 

だからこそ、何度も楽しめる

 

この楽しさこそが、

12時間遊んでも一切飽きない理由になっていました。

 

 

物語の新鮮さというのは限界があります。

 

ただ、経営シミュレーションは無限ですからね。

 

自分が作りたい理想の洞窟を作り上げる。

 

この異常な楽しさこそが、

数多くのプレイヤーを虜にした理由なのかもしれません。

 

 

どうしてプレミアが付いたのか?

 

基本的には

「あまりヒットしなかったから」だと思います。

 

そこに、

圧倒的な面白さ、とんでもないボリューム、無限に遊べる洞窟作り

 

こんな細かな要素が絡み合いまして

「売らないで、一生持っておこう」となったのかもしれません。

 

 

遊ぶ、遊ばないは自由です。

 

ただ、100%遊んだ方がいい作品です。

 

5630円の数倍の価値がある

 

そんな伝説的なアクションRPG

カオスシードの感想を終わらせていただきます。

 

 

 

 

カオスシードのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか

 

気楽に遊べる作品ではありません

 

敵が強い

 

ボスが強い

 

直ぐに施設を破壊される、などなど

 

かなり辛いです。

 

ただ、面白いです。

 

ガチゲーを求めている方にこそ遊んでほしいなと思います。

 

 

なにがそんなに面白いのか

 

全部でしょうね。

 

そんな中でも、物語の面白さが最高です。

 

シナリオが進むにつれて、

この世界をどんどん理解していく。

 

早く次のシナリオを遊びたくなる。

 

だから12時間遊ぶ。

 

RPGのお手本の様な作品でした。

 

 

今急いで買う理由とは

 

私は一旦カオスシードを辞めます。

 

 

どうしてか?

 

 

生活に支障をきたすからです。

 

制限をかけなければ、

数百時間遊んでしまうと思います。

 

隠しシナリオを出してはいませんが、

ストーリーは終りましたので。

 

ここらへんで、一旦休止したいと思います。

 

 

時間に余裕がない

 

こんな人は、手を出さない方がいいのかもしれません。

 

 

面白すぎますから。

 

 

ただ、無茶をしてでも遊んでほしい

偉大な作品でもあります。

 

「5630円出したくないな…」とも思うかもしれません。

 

そんな場合は、セガサターン版を遊んでみて下さい。

 

セガサターン版はわりとヒットしたそうですので、

値段的にも若干優しいです。

(4800円ほどです)

 

ですので、

セガサターンをお持ちの方は、

セガサターン版でもいいかもしれません。

 

セガサターン版にドハマリしたら、

スーパーファミコン版にもチャレンジしてみて下さい。

 

 

本当は辞めたくない

 

そんな圧倒的な面白さを体験してください

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

迷っている人は今すぐ買ったほうがいい

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こちらから購入できます

 

ソフトのみ  5630円

 

完品状態  10000円

 

 

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