四日間で45時間遊んだけど もう100時間は余裕で遊べると思う
[こんなにも凄いゲームを体験したら シレンにその後の人生を捧げちゃうよね]
[風来のシレン外伝・女剣士アスカ見参 チュンソフト ドリームキャスト]
2002年発売
ジャンル ローグライクRPG
参考価格 11800円
記事のネタバレ度 結構高め
攻略に必要な時間 本編クリアまでで10時間 真のエンディングまでで45時間
どんな人におすすめ 全ての不思議のダンジョン好きは絶対に遊ばなくてはいけない
最近は色々なゲームの感想を書いています
過去の記事も読んでもらえると嬉しいです
今回感想を書きたいなと思ったのが
「風来のシレン外伝・女剣士アスカ見参」という
ドリームキャストのローグライクRPGです。
この作品ですが、
このゲームが発売された2002年当時から欲しかった
憧れの作品で。
いまだに
「史上最高のローグライクRPGはアスカ見参だ」という意見も多い作品です。
本当は、
ドリームキャストのロードス島戦記を遊び終わった後に、
この作品を遊ぶ予定だったのですが、
コントローラーの問題で今の今まで伸びてしまったという感じです。
何かの書き込みで、
「セーブ中にコントローラーが抜けてデータが消えちゃった」という
恐怖の文章を読んだ記憶がありまして。
「今のコントローラーでは遊んではいけない( ;∀;)」となったわけです。
そんなコントローラー問題も、
「スーパーコンバーター」という
最新のゲーム機のコントローラーを
そのままドリームキャストで使用できる
神周辺機器で乗り越えることができましたので。
遂に
アスカ見参を思う存分遊ぶことができたのでした。
(かなりのセーブ頻度でしたので、あのままだったら間違いなく終わってました)
そんなアスカ見参が
どんな内容になっていて
どんな部分が面白かったのか?を書いていきたいと思いますので
購入する時の参考にしてみて下さい
そんな今回の
風来のシレン2と同じくらいの神ゲーだった
風来のシレン外伝・女剣士アスカ見参の感想です( `―´)ノ
アスカ見参とはどんなレトロゲーム?
この風来のシレン外伝・女剣士アスカ見参ですが
2002年にチュンソフトから発売された
ドリームキャスト用のローグライクRPGでした
(ウインドウズ版も発売されています)
そんなゲームの目的は
風来のシレンのサブキャラクター
アスカとなり
沢山の高難易度のダンジョンに挑んでいく
超硬派な内容になっていました
ゲームのシステムは
オーソドックスなローグライクRPGで
今まで通りの不思議のダンジョンを楽しむことができました
今作ならではのシステムで言いますと
「エレキ箱」という
モンスターを引き連れてダンジョンを冒険できるシステムと
気力を使用して、
様々な必殺技を使用できるシステムでしょうか
(トルネコの大冒険2の戦士のシステムに近い)
このゲームのメインとなる
エレキ箱のシステムで言いますと
ダンジョンに潜って、
レアなモンスターのエレキ箱集める楽しさ
その拾ってきたエレキ箱のモンスターのレベルを上げて
最高の相棒に育て上げる楽しさ
モンスターのレベルをマックスにすることで、
次のランクに進化させられる面白さ
なんて感じで、
のちに発売される
ポケモン不思議のダンジョンシリーズのベースになっているシステムを
楽しむことができるのが最高でした。
じゃあその特殊なシステムだけを楽しむゲームなのか?というと
全くそうではないという所も、
このゲームが神ゲーになれた理由だったのかもしれません。
ローグライクRPGの一つの完成形が、
この作品だと思う
ドリームキャスト本体を買ってでも遊ばなければならない
自分で遊んで
史上最高のローグライクRPGと呼ばれる理由が分かった
偉大過ぎる作品なのでした
ネタバレしたくない人は こちらからお先にどうぞ
11800円
アスカ見参の感想でもあり レビューでもあり
[ローグライクRPGとしての完成度が超絶すごい]
今作の最大のセールスポイントを考えたときに
真っ先に思い浮かんだのが
「ローグライクRPGとして完璧」でしょうか
本来ならば、
エレキ箱のシステムが面白いとか
気力を貯めて必殺技を使用するのが面白い
という書き方をする方がわかりやすいのでしょうが。
そこら辺のシステムの面白さもさることながら、
ローグライクRPGとして完璧でした。
私が史上最高のローグライクRPGだと思っている作品は、
ニンテンドー64の風来のシレン2なのですが。
そんな風来のシレン2にも負けないくらい
一生遊んでいられるレベルで面白かったですからね。
一瞬でこのゲームの虜になりました。
風来のシレン2で言いますと
ニンテンドー64という子供向けのゲーム機ということもあり
全体的な難易度はそれほど高くはなかったと思います。
ローグライクRPGの入門編としては
こんなにも素晴らしい作品はないレベルで
ローグライクRPG初心者だとしても
数百時間は余裕で遊べる面白さになっていました。
じゃあ今作のアスカ見参は?と言いますと
ドリームキャストという結構ガチなゲーム機だったので、
これでもかと難しく設定されていました。
なにせ、
練習用の初めのダンジョンすら、
他のローグライクRPGの
ラストダンジョン並みの長さに設定されていますからね。
今までのローグライクRPGに慣れている人は
「え?今作ってダンジョン1個しかないの?」なんて衝撃を受けると思います。
そして、
「これでエンディングなの?」と思ったら、
それ以上難しいダンジョンが解禁されて
「ああ、あれは練習用だったんだ…」とまた衝撃を受けるわけです。
更に凄いのが、
一旦難しいダンジョンが解禁されますと、
初めのダンジョンにはいけないようされまして。
「もうちょっと稼いでおけばよかった…」となります。
普通ならば、
難しいラストダンジョンが解放されても
アイテム稼ぎができるように
簡単なダンジョンにも行けるようにするはずですからね。
この甘えを一切許さない硬派さこそが、
ドリームキャストというゲーム機ならではの
風来のシレンだったのかもしれません。
じゃあ嫌になるのか?というと
まったくそんなことはありません
なぜか?
ローグライRPGとして完璧だからです。
これが詰まらないローグライRPGならば、
それこそクソゲー扱いされてしまいます。
そうではなく、
ローグライRPGとしてとてつもなく面白いからこそ
やられちゃった(;´・ω・)
でも超面白い(*´▽`*)
と自然となるわけです。
苦しめば、苦しむほど、
逆にこのゲームの事を好きになっていきますからね。
「ローグライクRPGとして完璧というのは、こんなにも凄い事なのだな」と、
まざまざと見せつけられるのでした。
遊ぶ前はエレキ箱のシステムが面白いから
神ゲーになったと思っていたが
実は、すべてが面白いから神ゲーだったと理解した
正統派の面白さで言えば、
文句なしでナンバーワンのローグライクRPGなのでした
[クリア後も絶対に遊びたくなる そんな流れの上手さに感動]
今作の本編クリアまでの時間で言いますと、
だいたい10時間くらいでしょうか。
上手い人ならば
稼ぎプレイなどはせず、
数回の冒険でエンディングまでいけますので
ガチでクリアしようと思えば、
早ければ数時間でエンディングまでいけると思います。
(風来のシレン2は、最低でも10数回は冒険しなければなりませんでした)
ですので、
本編自体はかなりあっさり目です。
本編クリアまでは。
今作も今までのシリーズ同様に、
本編クリア後から遊べる
おまけのダンジョンが登場してくるのですが。
このクリア後のおまけのダンジョンが、
ビックリするくらい楽しいです。
本編までは練習で、
ここからが本番といってもいいくらい、
沢山のダンジョンを楽しむことができました。
ただ、トルネコの大冒険2もそうでしたし
風来のシレン1もそうでしたし
風来のシレン2もそうでした。
ですので、
「流れ的には一緒なんじゃないの?」となりそうです。
そうではないんですね。
このアスカ見参の場合は、
クリア後もなぜ物語が展開されていきまして
今までの様に、
「あたらしいダンジョンを発見したよ!!」的な感じではなく
おまけのダンジョンをクリアすること自体が
物語のメインになっていきました。
流れ的な感じで言いますと
本編クリアまではが第一部で
おまけのダンジョンをクリアしていくのが第二部
なんて感じでしたので、
「本編をクリアしたから、おまけは気が向いたらでいいや」という流れには
ならないように設計されていました。
ただ、こうも思うかもしれません。
「じゃあ、第一部でエンディングを出さなきゃいいじゃん」と
「第二部までひっくるめてメインの物語にすればいいじゃん」と。
そうではないんです。
そこら辺も上手く考えられているからこそ、
このゲームを好きな人が未だに多いのだと思います。
一応の本編クリアまでは、
剣や盾を鍛えたり、強力なアイテムを貯めこむことで、
大抵の人がクリアできる難易度です。
一方、
真の本編クリアまでとなりますと、
自分のテクニックが重要になってくる
ガチのローグライクRPGです。
つまり、
真の本編クリアまでを
メインの物語にひっくるめてしまうと
かなりの人が脱落していくわけです。
せっかくゲームを買ったのに、
エンディングを見られないのは悲しいですからね。
第一部だけを遊んでも
「アスカ見参をクリアした」と思えるようになっていたのは
大成功だったのではないでしょうか。
第一部までならば、
諦めなければクリアできる難易度ですからね。
「一応ここまでが本編です」としてくれたのは、
製作者の最高の優しさだったのではないでしょうか。
そんなクリア後に解禁される
おまけのダンジョンですが、
それはそれはもう、とてつもなく難しかったです。
杖と巻物を駆使して突破するダンジョン
エレキ箱を持ち込んで突破するダンジョン
詰将棋的なダンジョン
罠を駆使して突破するダンジョン
気力を貯めて必殺技を使用しながら突破するダンジョン
壁を掘りながら進んでいくダンジョン
レベルもHPも上がらないダンジョン
なんて感じで、
数回で運よくクリアできるダンジョンもあれば
クリアするのに数十回かかった
超絶難しいダンジョンもあったりして
これ一本で、一生遊べるのではという
とてつもない濃厚さを楽しむことができました。
エレキ箱を持ち込むダンジョンの場合は、
エレキ箱のレベルを上げていけばなんとかなるので、
比較的難易度は優しいですが。
それ以外のダンジョンともなりますと、
「自分のテクニック」にプラスして、
いいアイテムを引く、「運の要素」も重要になってきますからね。
ここら辺の
考えて、考えて、考えまくって、
ようやくクリアできる
そんな風来のシレン1っぽさが、
アスカ見参が神ゲーになれた最大の理由だったのかもしれません。
本編クリアまでは10時間
真の本編クリアまでは45時間
そんな
ローグライクRPG史上
最も本編が難しい作品でもありました
[アイテムをゲットしてガッツポーズをする そんなの何年ぶりだろう]
今作を遊んでいて思ったのが
常に真剣にプレイしているという事でした。
大人になりますと、
日常の忙しさを癒すために、
息抜きでゲームをプレイする人が大半だと思うのですが。
今作を遊んでいて息抜きをできる瞬間というのは、
ほぼ無かったですからね。
癒されるというよりも、
どちらかというと修行の方が近かったです。
一つのミスで、90分が一瞬で消え去る、
とんでもない世界ですからね。
「どうして、あんな行動をしたんだ( ;∀;)」の連続です。
ただ、
そんな悔しさが、次の冒険に繋がるというのも
ローグライクRPGのだいご味ですからね。
落ち込んだ数秒後には、
「次こそはクリアするぞ( `―´)ノ」と
やる気がみなぎってくる作品でもありました。
そんな超絶難しいゲームですので、
レアアイテムをゲットした時の幸福感は、
数あるゲームの中でもトップクラスでした。
レアなモンスターのエレキ箱
伝説クラスの剣や盾
何個あっても嬉しい腕輪
エレキ箱のレベルを上げるしあわせの杖などなど
「目の前のアイテムを拾うのがこんなにも楽しいのか」と
ローグライクRPG本来の楽しさを再認識させてくれます。
レアなモンスターのエレキ箱を発見できた時なんて、
マジでガッツポーズしましたからね。
あの衝撃たるや
モンスターハンターで欲しかった素材が出てきた時、とか
ドラゴンクエスト5でキラーマシンを仲間にしたとき、
と同じくらいの衝撃でしたからね
遊んでいて、
自然にガッツポーズしてしまうというだけで、
このゲームを真剣にプレイしているんだなと思えた瞬間でした。
目の前にあるアイテムが
もしかしたらとんでもないレアアイテムかもしれない
こんなワクワク感だけで、
このゲームは一生遊べる作品なんだと確信するのでした。
このゲームを買おうか悩んでいるあなたへの 最後のプレゼン
遊ぶ時間がないと思っているのであれば
そこはもう、間違いなくそうです。
エレキ箱のレベル上げや、
冒険するためのアイテム集めなどは
数十分もあれば楽しめますが。
ガチでダンジョンを攻略しようと思ったら、
マジで2時間は吹っ飛びますからね。
ちょこちょこ遊ぶという感じではなく
休日に真剣に遊ぶことをお勧めします。
ドリームキャストを持っていないのであれば
このゲームを遊ぶために買ってもいいレベルです
と言いますか、
このアスカ見参を遊ぶためだけに
ドリームキャストを買った人も多いでしょうからね。
今ならば数千円で本体を購入することができますので、
アスカ見参専用ハードとして買ってみてください。
安くなってから買おうというのであれば
もう安くはならないでしょうね。
私が春くらいに買った時は、
8000円ほどで買えたのですが。
今は11800円ですからね。
取り返しのつかないことになる前に、
早めにキープしてください。
クリアできるのか不安というのであれば
本編クリアまではわりといけると思います。
これが初めてのローグライクRPGならば
若干きついかもしれませんが
ある程度遊んだことがある人ならば
クリアはできると思いますので。
安心して遊んでください。
このゲームを買わない理由で言いますとこんな感じでしょうか。
私が思う理由で言いますと、
ドリームキャストを持っていない、
11800円出すのが怖い、になると思うのですが。
買い取り価格が今現在6500円ですので
(2021年1月2日現在)
5300円で遊べると思って買うというのも
ありなのではないでしょうか。
在庫がそれほどあるゲームでもありませんからね、
とんでもないプレミアソフトになる前に、早めの決断をお勧めします。
ちなみにですが、
このアスカ見参は、
ウインドウズ版も発売されているのですが。
こちらは40000円ほどしてしまうので、
ドリームキャスト版よりもかなりレアな存在なのですが。
新しいダンジョンなどが
追加されていたりするらしいので、
お金に余裕のある方はウインドウズ版も視野に入れて楽しんでください。
アスカ見参のまとめ
このゲームを遊ぶ前までは、
風来のシレン2こそが史上最高のローグライクRPGだと思っていました。
では、今作を遊んでどうなったのか?
同率1位です。
と言いますのも、
今の自分だから、このゲームを100%楽しめているんです。
仮に、
ローグライクRPGをほとんど知らない状態でプレイしたら、
おそらくですが真のエンディングまでたどり着けませんでした。
そうなった時に、
「アスカ見参が史上最高のローグライクRPG」と言えたのか?となると、
違ったと思うんです。
逆に、
風来のシレン2は
ローグライクRPG初心者でも数百時間遊べる
物凄く優しい世界になっていました。
だからこそ、
今でも史上最高のローグライクRPGだと思っているのですが。
今の私が
「痺れるような、ガチのダンジョンを体験したいな」と思った時は、
少し物足りなさを感じるかもしれません。
過去の私にとっては
最高に難しいダンジョンだったとしても。
今の私ならば
「意外と簡単だったな」となるかもしれません。
そんな痺れるような体験を
このアスカ見参では思う存分体験できたわけです。
そこら辺の違いが、
風来のシレン2派と
アスカ見参派に分かれる理由だったのかもしれません。
このアスカ見参から
風来のシレンシリーズにドはまりして
ポケモン不思議のダンジョンシリーズに
流れていった人もいるでしょうし
トルネコの大冒険3に
人生をささげた人もいるでしょうからね。
2002年という時代に、
リアルタイムでアスカ見参を体験できた人を
最高にうらやましく思うのでした。
ロードス島戦記・邪神降臨を遊び
風来のシレン外伝・女剣士アスカ見参も遊び
次は何を遊ぶのか?
ここからは、
ドリームキャストのRPG最後の砦
セガガガに挑んでいきたいと思います( `―´)ノ
今日も
レトロゲームとマンガとももクロと
をお読みくださりありがとうございました
150時間は余裕で遊べる 奇跡のローグライクRPG
それこそが、今急いで11800円で買う理由です
この記事を読んで、
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沢山の人に読んでもらえると、
ゲームの感想を書くやる気に繋がりますので、
もっと沢山読みたいという方は、率先してお願いします( `―´)ノ
こちらから購入できます
11800円
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