レトロゲームとマンガとももクロと

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レイギガント VITA 今までに体験したことがない ぶっ飛んだウィズライク

このレイギガントのシステムが 今後のエクスペリエンス作品に受け継がれてほしい

 

[ウィザードリィライクでありながら 今までとは全く違う体験ができる凄さ]

[レイギガント  バンダイナムコ  プレイステーションVITA]

 

2015年発売  

ジャンル 3DダンジョンRPG  アドベンチャー

参考価格   700円

記事のネタバレ度  普通

攻略に必要なプレイ時間  このゲームに関しては書かない方が楽しめると思います

このゲームに対する世間の評価  斬新すぎるシステムに混乱する?

どんな人におすすめ  エクスペリエンス作品が好きならば 遊んでほしいかな

 

 

最近は色々なゲームの感想を書いています

 

 

retogenofu.hatenablog.com

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過去の記事も読んでもらえると嬉しいです

 

 

今回感想を書きたいなと思ったのが

「レイギガント」という作品の感想です

 

どんな内容になっていて

 

どんな部分が面白かったのか?を書いていきますので

このゲームの購入の参考にしてみて下さい

 

 

そんな今回の もっと面白くなれた 惜しい名作ウィズライク

レイギガントの感想です

 

 

retogenofu.hatenablog.com

retogenofu.hatenablog.com

 

 

 

 

レイギガントとはどんなレトロゲーム?

 

このレイギガントですが、

2015年にバンダイナムコから発売された

プレイステーションVITA専用の3DダンジョンRPGでした。

 

発売はバンダイナムコでしたが、

開発していたのはエクスペリエンスというメーカーで。

 

同じメーカー開発の

「迷宮クロスブラッド」や「オペレーションアビス」などとは

かなり違う、

斬新すぎるウィザードリィライクを楽しむことができました。

 

 

そんなゲームの目的は

 

突如現れた

通常兵器が一切効かない、

「ギガント」という謎の生物

 

そんなギガントに世界が滅ぼされようとしている

 

そのギガントに唯一対抗できるのが、

これまた謎の生物の力を憑依させることができる

少年少女たちだった

 

果たして世界の滅亡を阻止する事はできるのであろうか?

 

こんな目的になっていました。

 

物語の要素が濃いというのが、

エクスペリエンスの醍醐味だと思うのですが。

 

今までの作品以上に

濃すぎる物語を体験出来ますので。

 

物語重視の作品が好きな方は、

是非とも遊んでほしいと思います。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスな3DダンジョンRPGで…なんて事はなく。

 

表面上は

ウィザードリィや女神転生の様な

3DダンジョンRPGなのだけど

 

その中身は

未だかつてないほどの斬新な内容になっていまして。

 

初めてウィザードリィ1を遊んだ時の様な、

「本当にこの遊び方であっているのだろうか?」という

ドキドキと不安を楽しむことができたと思います。

 

 

どんな部分に衝撃をうけたのか?

 

「経験値」も「お金」も「宝箱」も無くなった事だと思います。

(ダンジョン内にはちゃんと宝箱は設置されています)

 

経験値とお金と宝箱というのは、

ウィザードリィの面白さの

70%以上は占めていると思うんです。

(あとは謎解きとマップ埋めでしょうか)

 

そんな最高の楽しみを、全て排除しまして。

 

今までにないウィザードリィライクとして

ちゃんと面白く誕生させる。

 

こんな大冒険になっていました。

 

全く新しいウィザードリィライクですからね、

「エクスペリエンスが開発している」という

安心感があるからこそ、

「だったら最後まで遊んでみようか」となったのかもしれません。

 

 

「こんなのウィザードリィライクじゃない!!」

 

そんな衝撃を乗り越えた後に

 

「あれ?でも意外と好きかも?」と思えるようになっていく

 

「完璧な作品か?」と聞かれたら、

「絶対にもっと面白くなれた」と思いながらも

 

続編が出たら

とんでもない名作になる可能性も同時に秘めている

 

最初から最後までドキドキしながら遊べた

誰も体験したことがなかった、未知の世界のウィザードリィライクなのでした。

 

 

 

 

レイギガントの感想でもあり レビューでもあり

 

[スキルツリーのシステムは本当にワクワク出来る]

 

この作品の最大のセールスポイントで言いますと、

やっぱり「スキルツリー」のシステムになっていたと思います。

 

沢山のスキルが並んでいて

 

そのスキルを

モンスターを倒したり、

ダンジョンに配置されている宝箱からゲットした

「色々な宝石」を使用して、自分の好きな様に修得して

 

スキルを修得すると、

次の新たなスキルのマスが解禁されて

 

それを繰り返していく内に、

どんどん最強の冒険者へと進化していく

 

そんな大好きなスキルツリーのシステムが

なんとウィザードリィライクに搭載されている

 

 

もう幸せという言葉しかありませんでした。

 

 

そして、この要素があったからこそ、

経験値とお金と宝箱の要素が完全に排除されたわけです。

 

 

今までは

 

経験値を貯めてレベルアップ

 

お金を貯めてアイテムを買ったり、経験値に変化させる

 

宝箱を開けて最強装備を集めまくる

 

こんな最高の幸せだったのですが。

 

その全ての要素を、

「スキルツリーのシステムすべてで補いましょう」というのが、

誰も体験した事のないウィザードリィライクの正体になっていた訳です。

 

 

経験値もお金も宝箱もありません

 

しかし、敵は山ほど登場します

 

敵を倒す意味あるの?と思います

 

しかし、敵を倒すことで、

様々な宝石をゲットすることができます。

 

そして、この宝石こそが、

経験値であり、お金であり、宝箱だった訳です。

 

その宝石を使用しながら

 

キャラクターのレベルを上げたり

 

新しい装備をゲットしたり

 

新たなスキルを覚えていく

 

こんなシステムだった訳ですね。

 

 

レベルを上げる宝石に関して言いますと、

ボスを倒したり、

マップにある宝箱を開けることでゲット出来ますので、

そのシナリオごとに上げられるレベルは制限されます。

 

ですので、

他のRPGに比べますと、

かなりパズル的な要素が強かったと思います。

 

主人公に、

全ての宝石を全力勝負するのか

 

はたまた、

パーティー全員でバランスよく強化していくのか

 

「どの道が正解なんだろう?」なんて、

ドキドキしながらレベルを上げていましたね。

 

しかし、

アイテムをゲットする宝石だったり、

スキルをゲットする宝石に関して言えば、

敵を倒すことでゲット出来ますので。

 

結局は、今までのウィザードリィライクの様に

戦い乍ら戦力を強化していくというのには

変わりはなかったのかもしれません。

 

ボスを倒して、

レベルアップの宝石をゲットする

 

雑魚敵を倒しまくって、

キャラクターの装備品を強化していく

 

そんな

変わっているようでいて、

実は変わっていないシステムが最高なのでした。

 

 

 

[海外ドラマの様な展開に 毎回ドキドキさせられる]

 

スキルツリーのシステムが

是が非でも遊んでほしい

このゲーム最大のセールスポイントだと思いますが。

 

肝心の「物語の部分」でも、

毎回ハラハラドキドキさせてくれまして。

 

ウィザードリィライクの中でも、

上位にランクインするくらい、大好きな物語を楽しむことができました。

 

 

簡単な流れで言いますと

 

未知の生物が襲来して、

世界を破壊しまくっている

 

その生物には軍事兵器が一切通用しない

 

そんな無敵の存在に唯一対抗できるのが、

特殊能力を持った少年少女たちだった…。

 

こんな一連の流れになっています。

 

そんな、どことなく

「エヴァンゲリオン」を彷彿とさせる作品なのですが、

 

ウィザードリィライクのシステムと上手く融合していまして。

 

 

何か事件が起きる

 

解決するためにダンジョンに向かう

 

ダンジョンには巨大なボスがいる

 

無事にボスを倒してめでたしめでたし…ではなく

 

また、なにか重大な事が起こる

 

そして、物凄く気になったまま、次の話へ進んで行く…。

 

なんて、流れになっていまして。

 

ウィザードリィライクでありながら、

海外ドラマのように1話ずつ進行していく。

 

何とも斬新なシステムを楽しむことができました。

(次回予告があれば完璧でしたね)

 

 

普通のゲームならば、

「この話をクリアしたから、次は明日遊ぼう」となると思います。

 

しかし、

毎回衝撃な事が起こって、

「つづく…」ですからね。

 

「このままで眠れるわけがない!!」となりまして、

気付いたら5話ぐらい一気に遊んでしまう

 

これまた海外ドラマのような魔力がありましたね。

 

 

今までの記事ならば

20時間とか、25時間とか、プレイ時間の目安を書いているのです。

 

今作に関して言いますと、

「いつ終わるのか分からない」という方が何倍も楽しめると思いましたので

あえて書かないでおきたいと思います。

 

私と同じように、

「これはどうやって終わるんだ?」と疑心暗鬼になりながら、

このゲームの濃厚過ぎる物語を体験してください。

 

 

 

 

[このゲームが超名作になれなかった理由]

 

システムも面白い

 

物語もどうなるか分からなくて最高

 

音楽も文句無し

(この音楽で太鼓の達人風味のミニゲームもできます)

 

 

そんな作品なのに

どうして超名作になれなかったのか?

 

 

戦闘が物凄く単調だからです。

 

戦闘が面白いからこそ、

何百戦も何千戦も戦えるのが、

ウィザードリィライクだったと思います。

 

そんな戦闘シーンがかなり単調だったので、

昔ながらのファンには受け入れられなかったのかもしれません。

 

せっかくのスキルツリーのシステムですからね。

 

色々なスキルを試しながら、

戦闘を思う存分楽しむという作品にしたかったのでしょうが。

 

結局は強いスキルしか使わないという、

なかなかのシンプルさになってしまいましたので。

 

後半になればなるほど、

作業している感が強くなっていくのが残念でした。

 

 

この戦闘シーンが、

熱く盛り上がる最高の作品だったとしたら

 

「レイギガント最高!!」なんて感じで

沢山の人に受け入れられる作品になっていたと思いますので。

 

戦闘シーンって大事なんだなと、

改めてこの作品で教えられたような気がします。

 

次に辛かったのが、

ダンジョン探索の部分でしょうか。

 

最初はマップも狭いので、それほど苦労はしないのですが。

 

後半になりますと、

前半のマップの4倍くらい大きな巨大迷宮になっていきまして。

 

他のウィザードリィライクにも負けないくらいの辛さがありました。

 

後半のマップなんて、

ノーセーブで40分とか冒険させられますからね。

(いつでも帰る事は可能です)

 

ダンジョン探索に関して言えば

若干上級者向けになっていたのも、

初心者には大変だったと思います。

 

 

戦闘シーンが面白くて

 

ダンジョン探索がもう少しマイルドな

 

レイギガント2を心待ちにして、

このゲームの感想を終わらせていただきます

 

 

 

 

レイギガントのまとめ

 

何がそんなに面白いのか

 

スキルツリーのシステムって

なんでこんなに面白いんでしょうね。

 

未知のパネルが開かれるときの

「次はどんなスキルなんだろう!!」というワクワク感

 

それ以上先にパネルが無いと分かった時の、

「ああ、もうこのゲームも終わりなんだな…」という悲しさ

 

こんな二つの素晴らしさが共存するのが、

スキルツリーという最高のシステムなのでした。

 

スキルツリーのシステムが大好き!!という方は、

今すぐ遊んでほしいなと思います。

 

 

今急いで買う理由とは

 

これにて、

一か月以上楽しんだ、

プレイステーションVITAのエクスペリエンス4作品が終わりました。

 

今作に関して言いますと、

バンダイナムコという事で、他の3作品とはかなり違う作品なのですが。

 

作ったのはエクスペリエンスですからね。

 

辛い部分は有ったものの、

最後まで安心して遊べたと思います。

 

遊ぶ順番としては

発売日の順番に遊んでいき、

最後にレイギガントを遊ぶのもありだと思うのですが。

 

迷宮クロスブラッドを終わったあたりで

味を変えるために、

一旦レイギガントを遊ぶのもありかと思います。

 

ですので、

「連続で遊ぶと飽きちゃうかな…」という人は、

息抜きのつもりでレイギガントを遊んでほしいなと思います。

 

 

ゲームシステムと物語と音楽は

最高クラスで

 

戦闘シーンとダンジョン探索だけが

ちょっと残念だった

 

次回作は絶対に超名作になると思う

 

最後までハラハラドキドキ出来た、

隠れた名作ウィザードリィライクなのでした

 

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

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完品状態  700円

 

 

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