ドラゴンスレイヤーIV:ゲームセンターCXで面白さが覚醒した、超濃厚アクションRPG

1987年にナムコから発売されたファミコン用アクションゲーム
「ドラゴンスレイヤーIV」。
開発は「イース」や「ソーサリアン」でお馴染みのファルコムです。
前作から数えて4作目にあたり、
「ソーサリアン」は「ドラゴンスレイヤーV」という位置づけだったそうです。
突飛な設定が光る、個性豊かな家族の冒険
ゲームの目的は、
邪悪なキングドラゴンを倒すため、
地下迷宮に隠された伝説の武器「ドラゴンスレイヤー」を探し出すこと。
一見すると王道的なあらすじですが、
本作の主人公はなんと、髭の生えた木こりのお父さん。
さらに、お母さん、お兄ちゃん、妹、そしてペットの犬まで操作できるという、
他に類を見ないユニークな設定が最高に面白いところです。
これらのキャラクターは、それぞれ異なる能力を持っています。
- お父さん: ブロックを動かせる力持ち。
- お母さん: 空を自由に飛べる。
- お兄ちゃん: 唯一、ドラゴンスレイヤーを扱える。
- 妹: 驚異的なジャンプ力を持つ。
- 犬: モンスターに変身し、無敵状態で進める。
一見するとほのぼのとした「アメリカのホームドラマ」のようですが、
ダンジョンに挑むことで、それぞれの真価を発揮できる超人家族であることが分かります。
キャラクターの得手不得手を理解し、広大な地下迷宮を探索していく面白さは、
筆舌に尽くしがたいものがあります。
基本ルールを知るだけで化ける、驚きの面白さ
私が本作を初めてプレイしたのは、
スーパーファミコン全盛期、「ロマンシング サ・ガ3」が発売された頃でした。
説明書もないままプレイしたため、
ゲームのルールが全く分からず、2時間ほどで諦めて箱に封印してしまいました。
しかし、長い年月を経てゲームセンターCXで本作の特集を見たとき、
私の世界は一変しました。
番組内で細かく解説されたゲームの基本ルールを知っただけで、
今までクソゲーだと思っていた作品が、驚くほど面白いゲームに生まれ変わったのです。
このことから、「本当に面白い作品」というのは、
ドラゴンスレイヤーIVのように、基本ルールを少し聞くだけで、
いてもたってもいられなくなるほどプレイしたくなるゲームのことを
言うのかもしれません。
じっくり探索を楽しむ「ウィザードリィ」や「トルネコ」のような中毒性
本作の基本的な流れは非常にシンプルです。
- 好きなキャラクターを選ぶ。
- ダンジョンに挑み、宝箱を開けまくる。
- お金を貯めて、お店で特殊アイテムを買い漁る。
- 死んでしまう前に、アイテムをたんまり持って帰宅する。
このシンプルなシステムが、実に絶妙なバランスで成り立っており、
「ウィザードリィ」や「トルネコの大冒険」のような中毒性を生み出しています。
「お土産でジャンプ力を上げる靴を見つけてきたぞ!」
「この靴があれば、あそこのブロックも飛び越えられるね」といった
脳内での会話が自然と生まれるようなゲームは、名作の証です。
このゲームは、
プレイヤーが自分だけのストーリーを脳内で作り出す楽しさに満ちています。
全256画面という広大な迷宮に圧倒されるかもしれませんが、
何度も同じステージを行き来するため、意外と何とかなるものです。
お金を貯めて特殊アイテムを買う快感、隠し部屋を発見した時の興奮、
そして「帰るべきか、このまま進むべきか」の判断。
これらの要素が、ドラゴンスレイヤーIVを名作へと進化させていきました。
隠れた名作アクションを今こそ体験しよう
ドラゴンスレイヤーIVは、開発元がファルコムであるため、
「ナムコアンソロジー」などには収録されておらず、
家庭用ゲーム機で手軽にプレイできる機会がほとんどありません。
もし移植されていたら、もっと多くの人に評価されていたことでしょう。
ウィザードリィやトルネコのように、
一度のプレイで一気に進むのではなく、
100回のプレイで少しずつ進める距離を伸ばしていくゲームが好きな人には、
絶対にプレイしてほしい作品です。
遊ばないよりは、絶対に遊んだ方がいい。
そんな「隠れた名作」という言葉がぴったりな、超濃厚アクションRPG。
それが「ドラゴンスレイヤーIV」です。
迷宮をただひたすらに探索する、
そんなシンプルながらも中毒性のある面白さが、このゲームには詰まっています。
それが、今すぐ「ドラゴンスレイヤーIV」を手に入れるべき理由です。
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