レトロゲームとマンガとももクロと

レトロゲームとマンガとももクロと

冒険王ビィト・GBA サービス精神が爆発して なぜか?クソゲーになってしまった?

めちゃくちゃ面白い部分と めちゃくちゃ辛い部分が融合した 不思議な作品

f:id:retogenofu:20210224023357p:plain

[冒険王ビィトの 最初からグリニデ編までを楽しめる 超濃厚すぎる作品]

[冒険王ビィト   バンダイ  ゲームボーイアドバンス]

 

2005年発売  

ジャンル  アクションRPG

参考価格   ソフトのみ  580円  完品状態  1480円

記事のネタバレ度   物語の展開は書かないが わりと高め

攻略に必要なプレイ時間  だいたい25時間くらい

どんな人におすすめ  絶対に折れない 鋼の心を持っている人にはお勧め

 

 

最近は色々なゲームの感想を書いています

 

 

retogenofu.hatenablog.com

retogenofu.hatenablog.com

retogenofu.hatenablog.com

retogenofu.hatenablog.com

 

 

過去の記事も読んでもらえると嬉しいです

 

 

今回感想を書きたいなと思ったのが

「冒険王ビィト」というゲームボーイアドバンスの作品です

 


GBA 冒険王ビィト バスターズロード 01

 

私は、このゲームを最後まで遊びました

 

そして、最後まで遊んだ印象で言いますと

 

名作アクションRPGです。

 

ただ、

途中でギブアップしそうになったことは

何十回もありました。

 

そして、そこでギブアップしていたとしたら、

クソゲーという印象のまま終わっていたと思います。

 

なので、

このゲームをクソゲーだと思っている人が居ても、

ちゃんと理解できます。

 

そのくらい、

このゲームが持っている問題点は沢山ありました。

 

そんな問題点を書いていきますので

 

自分だったら耐えられそうかな?というのを考えながら

楽しんでください。

 

 

そんな今回の

めちゃくちゃ面白い作品であると共に めちゃくちゃ辛い作品でもある

冒険王ビィト・GBAの感想です( `―´)ノ

 

 

 

 

冒険王ビィト・GBAとはどんなレトロゲーム?

 

この冒険王ビィト・GBAですが

2005年にバンダイから発売された

ゲームボーイアドバンス専用の作品でした

 

大人気少年漫画

「冒険王ビィト」の初めてのゲーム化作品で

 

あの世界を体験できるというだけで、

最高に興奮した人も多かったのではないでしょうか。

(この年にPS2とDS版も発売されました)

 

 

そんなゲームの目的は

 

冒険王ビィトの最初から

 

グリニデ編までを楽しめる

 

かなり濃厚な作品でした。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなアクションRPGで

 

似たタイプのゲームで言いますと

「テイルズシリーズ」が似ていたでしょうか。

 

移動などは、

ドラゴンクエストの様なタイプで

 

戦闘シーンになると、

自分自身でアクションしていく

 

こんな面白さになっていました。

 

 

今作ならではのシステムで言いますと

 

レベルという概念が一応あるものの

そこにあまり意味はなく

 

槍を使えば、

槍の技術レベルが上がり

 

魔法を使用すれば、

魔法の技術レベルが上がり

 

武器を使えば腕力が上がり

 

魔法を使えば知力が上がり

 

なんて感じで、

自分の戦い方によって、成長していく

ロマンシングサガの様な面白さを体験することができました。

 

更に面白いのが、

ダンジョンから、

新たな街やダンジョンを探していくシステムでしたので

 

ダンジョンから新たな街へ

 

ダンジョンから次のダンジョンへ

 

なんて感じで

 

街やダンジョンをどんどん解禁していくというのも

ロマンシングサガっぽくて良かったですね。

 

 

アクションRPGとしてみると

めちゃくちゃ面白い作品だったが

 

それと同時に

 

ゲームボーイアドバンスを

何十回もぶん投げたくなる作品でもある

 

最高にいい所と最高に悪い所が融合している

 

とても不思議なアクションRPGでした

 

 

 

ネタバレしたくない人は こちらからお先にどうぞ

 

 

580円

 

 

 

冒険王ビィト・GBAの感想でもあり レビューでもあり

 

[アクションRPGの部分は 相当面白い]

 

今作の最大のセールスポイントを考えたときに

真っ先に思い浮かんだのが

「アクションRPGとしては相当面白い」でしょうか。

 

まず書かなければいけないのが、

このゲームはとんでもない問題児だという事です。

 

どうしてそんなことをしたの?

 

こんな問題が山ほど存在していまして。

 

その部分だけを見てしまうと、

完全にクソゲーになってしまいます。

 

ただ、

いい所もちゃんとあります。

 

ですので、

そこの部分を説明して

 

「ちゃんと面白いよ」というのを理解してもらってから

このゲームの問題点を書いていこうかなと思います。

 

 

まず面白かったのが、

「自分でモンスターを倒す爽快感」ですよね。

 

やることとしては

 

攻撃するか、防御するか

 

こんなシンプルさなのですが。

 

色々な武器や魔法が用意されていますので。

 

ただ敵を倒すだけではなく

 

色々な戦い方を堪能できるのは最高に面白かったです。

 

 

次に面白かったのは

「ロマンシングサガっぽいシステムが最高」でしょうか。

 

槍を使えば槍の技術レベルが

 

剣を使えば剣の技術レベルが

 

魔法を使えば魔法の技術レベルが

 

なんて感じで、

自分の戦い方によって、

いろいろなタイプに成長していくというのは

本当に面白かったですね。

 

経験値を貯めてレベルアップ

 

こんなシステムも勿論最高ですが。

 

自分自身で

どのような勇者にするのか?を

決められるわけですからね。

 

このシステムだけは、

いつ体験しても最高でしたね。

 

 

次に面白かったのが、

「ダンジョンの出口がいくつもある」でしょうか。

 

こうやって書きますと

 

「え?何を言っているの?」となるのでしょうが。

 

このシステムが、

「冒険している感」を最高に盛り上げてくれました。

 

ダンジョンに入ります

 

本来のRPGならば、

入り口と出口は一つだと思います。

(出口が無いダンジョンもあります)

 

そうではなく、

今作では、色々な出口が用意されていました。

 

なぜか?

 

色々な場所に繋がっているからです。

 

この出口からは、この村に

 

この出口からは、このダンジョンに

 

なんて感じで、

一つのダンジョンから、

いろいろな場所を解禁させていくのが最高に楽しかったです。

 

更に良かったのが、

街やダンジョンを解禁させることで、

マップ上に表示されるようになりまして。

 

次からは、

そこを選ぶことで一瞬で移動できます。

(ここもロマンシングサガっぽい)

 

ですので、

一度ダンジョンをクリアしたから終わり、ではなく

 

何度もダンジョンに挑み

 

新たな街やダンジョンを解禁していくというのも、

今作を最高に面白くさせていましたね。

 

 

なんて感じで、

アクションRPGとしてみると、

相当面白いゲームです。

 

更に嬉しいのが、

アクションRPGとしても面白いのに、

そこに冒険王ビィトがプラスされるわけですからね。

 

こんなにも、凄い作品も珍しいです。

 

 

ただ、

とんでもない要素も

それ以上にてんこ盛りでしたからね。

 

もしも、

そんな要素に耐えられそうだったとしたら、

是非とも遊んで欲しいなと思います。

 

 

 

 

[サービス精神が爆発して 逆にクソゲーになってしまった 悲しすぎる作品]

 

このゲームのいい所は

理解してもらえたと思います。

 

ここからは、

「どの部分がダメだったのか?」というのを

書いていきますので

 

「自分だったら耐えられるかな?」というのを

判断しながら楽しんでください。

 

 

まず辛かったのが

「状態異常をほぼ100%くらう」でしょうか。

 

毒とか、マヒとか、混乱とか、

状態異常攻撃を食らうことで、

ほぼ100%の確率で状態異常になりまして。

 

まあ辛かったです。

 

状態異常攻撃をしてこない敵ばかりならば、

それほど苦にはならないのですが。

 

後半のダンジョンともなりますと、

何かしらの状態異常攻撃を持っている場合が多かったですからね。

 

戦闘が終わるたびに、

アイテムを使用して回復するというのが、

今作の問題点の一つでした。

 

99個アイテムを買ったのに、

数時間後には、

普通にもう一度99個かったりしますからね。

 

常に状態異常になっているというのも、

今作の悲しい部分でした。

 

 

次に困ったのが、

「エンカウント率がファミコン並み」でしょうか。

 

ゲームボーイアドバンスの作品でありながら

ありえないくらいの頻度で、モンスターが登場しまして

 

常に戦っている印象でした。

 

ただ、

戦闘自体は楽しいです。

 

戦うたびに強くなれますからね。

 

ここら辺は、

好きな人もいれば、嫌いな人もいるという感じでしょうか。

 

 

次に困ったのが、

「ダンジョンが広い」です。

 

「ダンジョンが狭いので、エンカウント率を高めに設定しました」ならば、

理解ができるのですが。

 

ちゃんと広いです。

 

そして、めちゃくちゃ敵が出てきます。

 

結果、ずっとダンジョンにいる

 

そんな印象でしたね。

 

 

次に困ったのが、

「クエストが難しい」でしょうか。

 

クエストをクリアすることで、

物語が進んでいく

 

モンスターハンターの様なRPGなのですが。

 

このクエストが、

まあ難しかったです。

 

巨大ボスを倒せとかならば、余裕でクリアできます。

 

なぜか?

 

エンカウント率が異常なので、

常に相手よりも強い状態で進んでいきます。

 

なので、

どんなボスでも負けることはありませんでした。

 

 

では、どんなクエストが難しいのか?

 

 

それ以外の、全てのクエストです。

 

アイテムを探せ

 

ダンジョンにいる、モンスターを倒せ

 

標高を調べてこい

 

などなど、

簡単なクエストもあるにはあるのですが。

 

大抵のクエストは、

他のRPGの終盤のイベント並みに大変になっていました。

 

これが

 

エンカウント率が低めに設定されていたり

 

ダンジョンが狭くなっていたとしたら

 

「あ!あそこにあった!!」なんて感じで、

それほど難しくはないのでしょうが。

 

その真逆ですからね。

 

エンカウント率も高くて、

それでいてダンジョンが広い中で。

 

どこにいるかもわからない敵を探したり

 

どこにあるかもわからないアイテムを探していく

 

まあとてつもなく難しかったです。

 

 

そして、最後にして最高に困ったのが、

「クエストの数がとてつもなく多い」でしょうか。

 

クエストをクリアしなければ、物語が進まない作品なのに。

 

そのクエストがとてつもなく難しくて

 

そのクエストがとてつもなく多い

 

こんな、

とてつもない辛さになっていました。

 

これが、

モンスターハンターの様に

 

イベントを進めるための「キークエスト」があって、

それ以外のサブクエストがある

 

なんてシステムならば、

それほど苦労はしなかったのでしょうが。

 

お金を稼ぐための

サブクエスト的なクエストは一応あるものの

 

90%はキークエストですからね。

 

絶対にクリアしなければいけないクエストが、

とんでもない数用意されているというのが

 

今作の最大の問題点だったのかもしれません。

 

 

なんて感じで、

ファミコン時代のRPGの様に

何度もこちらの心を折ってきます。

 

最初は思っていました。

 

「10時間くらいで終わるライトなゲームなのかな?」と。

 

 

全くそんな事はありませんでしたからね。

 

進めば進むほど、

どんどん強烈なパンチを繰り出してきますからね。

 

レトロゲーム世代でなければ、

間違いなくギブアップしている難易度だったのではないでしょうか。

 

 

ただ、

逆に考えるのならば

 

かなりの要素が、

こちらを楽しませるための要素でもありました。

 

状態異常攻撃をほぼ100%食らうと、

エンカウント率が異常は、違いますが。

 

ダンジョンが広いというのも

 

クエストが異常に難しいというのも

 

とてつもない数のクエストが用意されているというのも

 

それ単体で見たときには、

全てがプラス要素になると思うんです。

 

 

狭いダンジョンよりも

 

広いダンジョンの方が

冒険している感を味わえますし。

 

 

クエストが異常に難しいというのも

 

悩むからこそ得られる感動というものがありますし

 

 

とてつもない数のクエストが用意されているというのも

 

クエストをクリアしていくだけで

冒険王ビィトの世界をこれでもかと堪能できますし。

 

その項目だけを見ると、

プラスの要素になりえると思うんです。

 

ただ、

その全てが融合してしまうと

 

「とてつもなく面倒なゲーム」に

早変わりしてしまうわけです。

 

 

沢山の人に冒険王ビィトを楽しんで貰おう!!

 

そんなサービス精神が爆発した結果が

 

このような悲しいモンスターを

生み出してしまったのかもしれません。

 

 

状態異常攻撃が調整されて

 

エンカウント率を抑えるアイテムがあったとしたら

 

そんな優等生な冒険王ビィトを待っています( `―´)ノ

 

 

 

このゲームを買おうか悩んでいるあなたへの 最後のプレゼン

 

遊ぶ時間がないと思っているのであれば

 

イベント自体は、

10分とか15分とかでクリアできますので

 

サクッと遊べて、サクッと終われるのは

良かったと思います。

 

いつでも中断セーブができるというのも、

ゲームボーイアドバンスならではの

強みだったかもしれません。

 

 

ゲームボーイアドバンスを持っていないのであれば

 

今ならば

 

ゲーム画面が明るくて、充電もできる

 

ゲームボーイアドバンスSPか

ニンテンドーDSをお勧めします

 

大画面で遊びたい方は

ゲームキューブのゲームボーイプレイヤーもどうぞ

 

 

安くなってから買おうというのであれば

 

580円ですからね。

 

ゲームボーイアドバンスのRPGとしては、

かなりお得な作品です。

 

今ならば、

完品状態でも1480円ですので、

コレクションしている方は、こちらもどうぞ。

 

 

クリアできるのか不安というのであれば

 

私は攻略を見ました

 

サイトを発見することはできなかったのですが、

プレイ動画はありましたので。

 

どうしてもわからなかった場所は、

動画を見て何とかクリアしました。

 

ですので、

攻略で困った時は、動画を見ることをお勧めします。

 

 

このゲームを買わない理由で言いますとこんな感じでしょうか。

 

私自身が買わなかった理由で言いますと

「いつか出会うと思っていた」でしょうか。

 

プレイステーション2版も

 

ニンテンドーDS版も持っています。

 

ただ、このゲームボーイアドバンス版だけは、

いつまでも出会うことはありませんでした。

 

昔から面白いゲームだというのは聞いていたので、

ずっと遊びたかったのですが

 

今の今まで来てしまったという感じでした。

 

癖はあるものの、

最終的な感想は名作アクションRPGになりましたからね。

 

色々なバランス調整がなされていたとしたら、

「冒険王ビィト8」くらいまでは発売されていたと思いますからね。

 

絶対に折れない、鋼の心を持っている人にとっては、

めちゃくちゃ面白い作品になると思いますので

 

この冒険王ビィトという

素晴らしい世界に飛び込んでみてください(/・ω・)/

 

 

 

 

冒険王ビィト・GBAのまとめ

 

部屋を大掃除していたときに、

ニンテンドーDS版の冒険王ビィトを発見しまして。

 

「そろそろ、ゲームボーイアドバンス版を買わなきゃな」と思って、

今回ようやく遊んでみましたが。

 

リアルタイムで遊んでいたとしたら、

まず間違いなくギブアップしていたでしょうからね。

 

YouTubeがある時代に、出会えたというのは

逆に良かったかもしれません。

 

 

あまりにもわからなさすぎたので

 

動画を10回以上見てしまった

 

そんなガチすぎるアクションRPGなのでした( `―´)ノ

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

ノーヒントでクリアできた人を尊敬する 困った名作アクションRPG

それこそが、今急いで580円で買う理由です

 

 

この記事を読んで、

「おもしろかったな」と少しでも思っていただけたのならば、

ブックマークやツイートをして貰えると嬉しいです。

 

あなたがブックマークやツイートをしてくれたら、

他の誰かに読んでもらえる確率が上がります。

 

沢山の人に読んでもらえると、

ゲームの感想を書くやる気に繋がりますので、

もっと沢山読みたいという方は、率先してお願いします( `―´)ノ

 

 

こちらから購入できます

 

 

 

ソフトのみ    580円

 

 

 

完品状態    1480円

 

 

 

その他の関連商品