両方がお得なシステムでした
あのスーパーマリオとメルセデスベンツのコラボCMが話題ですよね。現実世界でのコラボだけではとどまらず、ゲームの世界でもコラボしているそうです。
マリオカート8でベンツとのコラボカーが配信中だとか。
コラボCMもちゃんと、昔のゲームの音が再現されていて、久しぶりにファミコンをプレイしたくなった方も多いのではないのでしょうか。
そんなマリオとのコラボCMですが、実は遥か昔に行われていました。
その会社は、あの永谷園です!!
今の永谷園のメインキャラクターは、力士の遠藤関ですが、遥か昔にマリオも、メインキャラクターをやっていたんですね。
そのコラボCMのシステムも実にユニークでした。
ゲームソフトの中にCMが入っているんです。ゲームをやろうかな!とマリオの電源を入れると、いきなり永谷園のCMが流れ始めるんです。
北島さぶろうさんとマリオの貴重なCMが毎回流れます。···毎回。
マリオとさぶちゃんの夢の共演を、毎回見てからゲームをプレイする事になるんですね。確かに毎回やるたびにCMを見ていたら、他のメーカーの商品を買うよりも永谷園にしようかな···、となりますもんね(^^)
なぜ毎回CMが入っても子ども達は文句を言わなかったのか?
それは、他のゲームに比べて値段が安かったからなんです!!
この時のシステムが、1つのディスクにお店でゲームを書き込んで貰ってプレイするシステムでした。ゲームをクリアしたり、飽きたりしたら、お店に持っていって違うゲームに書き換える事が出来ました。
普通のゲームは500円でしたが、このマリオは400円で書き換える事が出来ました。永谷園のCM分安く提供出来たんですね。
なので、永谷園は子ども人気を、子ども達は安くゲームを···と、
両方がお得なシステムだったんですね。
ゲーム会社に広告費で払う事はあっても、プレイする子どもに還元するというのは珍しい事ではないのでしょうかね。今でもやってくれれば良いのに(^^)
実は遠藤関にとって、マリオは兄弟子だったのでした(^O^)