プレイステーション2で 最も遊んだゲームでしょうね
[一年以上ほぼ毎日遊びまくった 心のゲーム]
[モンスターハンター2 カプコン プレイステーション2]
2006年発売 ジャンル アクションゲーム 参考価格200円
記事のネタバレ度 ガッツリ高め
攻略に必要なプレイ時間 130時間
このゲームに対する世間の評価 オフラインでも楽しめるのは偉大ですよね
どんな人におすすめ? モンスターハンター好きには絶対におすすめ
ゲームアーカイブス配信なし
モンスターハンターというゲームは
本当に素晴らしいゲームだと思います。
モンスターハンターが加わった陣営が
ゲーム機の戦争に勝つ
こんな凄い魅力を持っていました。
そんな、偉大なゲームになったきっかけを探した時に
真っ先に思い浮かんだのが
今作でしたね。
そんな今回の、オフラインでも800時間は余裕です
モンスターハンター2の感想です。
モンスターハンター2とはどんなレトロゲーム?
このモンスターハンター2(ドス)ですが
2006年にカプコンから発売された
プレイステーション2専用のアクションゲームでした。
前作のモンスターハンターGは
まだまだマイナーゲームだったと思います。
知る人ぞ知る名作アクションゲームといった感じでした。
しかし、今作のモンスターハンター2がきっかけで
絶対に抜け出すことができない
ハンター生活を開始した人も多かったのではないでしょうか。
ゲームの目的は
新米ハンターとなりまして
村人達の悩みを解決しながら、村を大きく発展させていき
まだ見ぬ巨大モンスターに挑んで行く…。
こんなストーリーでした。
ゲームのシステムは
アクションゲームに格闘ゲームの要素プラスした
まさに、モンハンというお馴染のシステムでした。
広大な自然界を、巨大モンスターを求めてさまよう
巨大モンスターに出会ったら、ガチのタイマンバトルが始まる
勝てば貴重なモンスターの素材が
負ければ村に逆戻り
やるか、やられるかの緊張感
こんなハラハラドキドキを楽しむことができる
最高のアクションゲームでしたね。
今作からは武器の種類が増えまして
ガンランス
狩猟笛
太刀
弓
この4種類が追加されました。
武器を集めるのが楽しい、モンハンの世界に
新たな武器を4種類も追加する
ご褒美以外のなにものでもなかったですね。
その他のシステムとしましては
昼夜の概念
季節の概念
モンスターを倒した時の報奨金の概念
こんなシステムも追加されていました。
昼と夜で取れるアイテムが違う
季節の違いで、行けるフィールド、出現するモンスターが変わる
モンスターを倒すことで、決まった額で買い取られる
こんな、後のシリーズでは削除されてしまった
独特過ぎるシステムも楽しかったですね。
前作のモンスターハンターから二年が経ち
圧倒的にパワーアップをして帰って来た
偉大過ぎるアクションゲームなのでした。
モンスターハンター2の感想でもあり レビューでもあり
[究極のマゾゲーと呼ばれるには それなりの理由がある]
このモンハン2ですが
「究極のマゾゲー」として有名な作品です。
前作のモンスターハンターから既に言われていたのですが
このモンハン2で、完全に印象付けられたとおもいます。
「モンハンって、忍耐のゲームなんだな」と。
なにせ
回復アイテムが殆ど売って無い
モンスターを倒すのに、平均40分
武器や防具を作るのに、モンスターを50匹倒す
慢性的な資金不足に陥る
こんなマゾさがありました。
モンスターハンターは
モンスターとのガチバトルが売りです。
ですので、モンスターに挑むためには
それなりの準備が必要でした。
そして、最も大事なのが回復アイテムでした。
なにせ、相手は巨大なモンスターですので
3、4回も攻撃を食らってしまうと、直ぐにやられてしまいます。
3回やられてしまうと、ゲームオーバーですので
とにかくやられないよう、最大限に注意を払いながら戦っていきます。
そんな状況を助けてくれるのが
回復アイテムという最高の相棒だった訳です。
[回復アイテムを補充しに行くという 大事なクエスト]
「やられそうだ、ヤバいぞ…」からの
「回復薬グレートを飲んで、完全復活!!」こんな感じでした。
しかし、この回復アイテム達ですが
お店には売っていません。
ライフが少ししか回復しない、「薬草」というアイテムは売っていましたが
その上のランクである
「回復薬」というアイテムは、ゲームが進まないと購入出来ませんでした。
その上のランクである
「回復薬グレート」はそもそも売っていません。
ですので、モンスターを倒しに行くクエストを受ける
その前に、回復アイテムを作成しに行く
軽めのクエストを受ける
こんな大変さがあった訳です。
後半のボスに挑むには
薬草10個
回復薬10個
回復薬グレート10個
これが最低条件でした。
そして、この回復セットを揃えるには
20分程掛かったでしょうかね。
回復セットを揃えるために20分
モンスターを倒すために40分
倒せなかったら60分が水の泡
倒せたら貴重な素材が手に入る
こんなドキドキ感があった訳です。
これを50回ほど繰り返す場合もありましたので
いかにモンスターハンター2というが
忍耐が必要なゲームだったのかは、ご理解いただけると思います。
私はこのゲームを800時間は遊びましたが
クエストに行く
その準備をするクエストに行くで
200時間は掛かったでしょうかね。
これだけ時間がかかったら、腹が立ちそうな物なのですが
不思議と嫌な気持ちにはならずに
「まったくしょうがないな…」なんて思いながら
ただひたすら、アイテムを取りに行く
単純作業を繰り返す日々でしたね。
アオキノコをとって
ハチミツをとって
アイテムを合成して
家に帰る
これを毎日二時間
モンスターを倒さないで
ただひたすらに、回復アイテムを200時間掛けて増やす
やっぱり、究極のマゾゲーですね。
[強敵を二回に分けて倒す 新感覚のシステム]
このゲームから追加されたシステムは
それこそ沢山あるのですが
その中でも特に衝撃的だったのが
「モンスターを二回に分けて倒す」システムでした。
今までは、50分位の時間の中で
モンスターとのガチバトルを楽しみました。
50分以内に倒せれば、レア素材がガッポリ
50分で倒せなければ、ゲームオーバー
こんな感じでした。
しかし、今作から登場した
「古龍」というモンスターに関して言いますと
二回に分けて倒すことができました。
この古龍というモンスターですが
強さがとにかく異常でした。
ですので、ダメージを与えるのすら困難で
初めて戦った時は、絶対に勝てないなと絶望します。
「製作者はバカなのかな?」こんな酷さでした。
しかし、諦めずに戦っていると
ボロボロの体を引きずって、モンスターが逃げていくではありませんか。
これこそが、今作から搭載された
二回に分けて倒すシステムだった訳です。
二回に分けて倒すという事は
アイテムを補充することができますし
疲れていたら、次の日に持ち越すことも可能です。
このシステムは
究極のマゾゲーであるモンスターハンター2の中でも
かなり優しいシステムでしたね。
仮に、あのモンスターたちを
一回のクエストで、倒さなければいけなかったとしたら
絶対に諦めていたでしょうね。
凶悪なモンスターを登場させたい
でもクエストの時間を100分にするのはやりすぎ
だったら、二回に分けて倒すようにすればいいのでは?
こんな革命的なシステムが
モンスターハンター2の魅力でしたね。
[ラスボスまで行くのに80時間 エンディングを見たのが130時間]
このゲームですが、発売日に買いました。
その頃は、インターネット環境がありませんでしたので
オフラインで遊んでいました。
インターネット環境がありませんでしたので
攻略情報を調べる事も出来ませんでした。
ですので、純粋にモンスターハンター2を楽しめた訳です。
友達も、ゲームを持っていませんでしたし
攻略情報も、一切入ってきませんでした。
そんな状況だったので
ゲームが進むスピードが、かなり遅かったと思います。
なにせ、アクションテクニックが必要なゲームでしたので
自分のテクニックが
そのまま、ゲームスピードに直結します。
そんなことも有り
ようやくラスボスにたどり着けたのが
プレイ時間で80時間目でした。
まさか、ここから50時間も停滞するとは思いませんでしたね。
このラスボスですが
体に近づいただけで、大ダメージを食らう
狂ったボスでした。
見かけはネコみたいで、とても可愛らしいのですが
近づいただけで、大ダメージを食らう
遠くにいても、爆発を食らって大ダメージを食らう
ネコパンチ一発で、ライフの半分を持っていかれる
まさにラスボスに相応しい強さでした。
このラスボスの倒し方が本当に分からなく
50時間掛かった訳です。
今までのモンスターは
どんなに強力だとしても、打開策は有りました。
しかし、このラスボスの場合は
近づいただけで絶対にダメージを食らいますので
打開策すら発見できませんでした。
そんな時に思ったのが
「近づくのが駄目なら、遠くから撃ちまくってやる」でした。
今までは、片手剣という
ゲーム初心者が使用する、オーソドックスな武器で戦っていたのですが。
どうにもならなくなったので
ゲーム上級者が使用する、ボウガンという武器にチェンジしてみました。
このボウガンは、遠くからチビチビと攻撃できる代わりに
防御力がとんでもなく、貧弱でした。
回避が上手い、ゲームの上級者には
最高の武器
回避が下手くそな、ゲームの初心者には
厄介な武器
こんな感じでしたね。
今までは、片手剣一本で暴れていたのに
ラスボスを倒すために、ガンナーの操作に慣れなければいけない。
80時間目にして、新たな試みだった訳です。
そんなことも有り
ボウガンを一切作っていませんでしたの
ガンナーの武器と防具を完璧にするためには
そこから30時間ほど掛かりました。
遠くにいるからといって、安全では無く
爆発でダメージは食らうのですが
必死に避けまくって
回復アイテムを飲みまくって
閃光玉を投げまくって
とにかく全弾を叩き込む
こんな総力戦でした。
そして、ラスボスに出会って50時間目に
ようやくラスボスを倒すことが出来たのでした。
完璧なガンナーに変更して、5時間ほどでクリア出来ましたので
いかに非効率的な戦いをしていたのかに気づかされましたね。
そのすぐ後に
ラスボスを毒状態にすると
近づいてもダメージを食らわないと気づきましたので
片手剣でも倒せるようにはなりました。
これが攻略情報を知っているのであれば
もっと早く、エンディングを見る事ができたのでしょうが。
自分で悩みぬいた結果
50時間はかかりましたが、ようやく倒すことができましたので
満足度で言えば
攻略情報をシャットダウンした方が、最高だったのではないでしょうかね。
「もう一度あの体験をしたいのか?」と聞かれれば
「絶対に嫌だ!!」と答えるのでしょうが。
あの苦しんだ時間も含めて
モンスターハンター2なのでしょうね。
モンスターハンター2を長時間楽しんだ代償
私はモンスターハンター2を
オフラインしかプレイ出来ないのに、800時間以上遊びましたが
結構な代償を負いました。
最初に作った記念すべきデータは
300時間遊んでデータが消えました。
データが消えたと言いますか
メモリーカード自体がクラッシュしました。
ロードは出来るのに、セーブが出来ない
こんな地獄が待っていましたね。
300時間遊んだデータは遊べます
遊べますが、セーブが出来ません。
ショックでしたね…。
データのコピーができなかったので
何もできませんでした。
もう一つは、アナログコントローラーが壊れました。
そりゃあそうですよね
ただでさえ、激しく動かすゲームなのに
300時間ですからね。
完全に動かなくなりました。
モンスターハンター2だけが原因では有りませんが
引き金はモンスターハンター2でしたね。
そこから
新品のメモリーカード
新品のアナログコントローラーを買いまして
更に500時間以上遊んだのですから
結局は大好きなんですけどね。
モンスターハンター2のまとめ
なぜ遊んでほしいのか?
モンスターハンター2はリメイクされていませんので
プレイステーション2でしか遊ぶことができません。
それでも、遊んでほしいと思います。
だって究極のマゾゲーだから。
なにがそんなに面白いのか?
モンスターとの戦いに40分以上掛かる訳ですから
いかにしんどいのかは、ご理解いただけると思いますが。
それでも遊んでしまうのですから
やっぱり凄いゲームだったのでしょうね。
今急いで買う理由ってあるの?
不満点もいくつかあるのですが
最大の不満点は
オフラインでは決まったモンスターが出てこない所でしょうね。
みんなで必死に戦う設定なので
あえてオフラインには出さなかったのでしょうが
それでも、戦ってみたかったなというのが
率直な感想でしたね。
2011年にオンラインサービスが終了したそうですが
一度でいいからチャレンジしてみたかったなと
今でも思うのでした。
いちおうPSP版で、全てのモンスターと戦えましたので
その部分では嬉しかったですね。
「これが憧れの、ラオシャンロンか!!」
「これがあの、キリンなのか!!」なんて…。
本気で嬉しかったですね。
この作品から
モンスターハンターの快進撃が始まったと思います。
今までは、知る人ぞ知る名作ゲームだったのに
この作品からは
プレイステーション2と言えばモンスターハンター2
なんて程の、代表するゲームへと進化していきましたからね。
難易度で言えば
モンスターハンター史上最高の難易度かも知れませんが。
今遊んでも充分に楽しめると思いますので
「最近のモンハンはぬるいよね」という上級者は
この機会に遊んでみてはいかがでしょうか。
メモリーカードを破壊する
アナログコントローラーを破壊する
生活のほぼすべてが、モンスターハンターを中心にまわっていく
でも大好き
今日も
レトロゲームとマンガとももクロと
をお読みくださりありがとうございました。
オフラインでも800時間は余裕で遊べます
それこそが、今急いで200円で買う理由です
こちらから購入できます