こんなにも悲惨な主人公も珍しい 玄人向けの魔法少女アニメ
最近はAmazonプライムでアニメばかり見ています。
最新のアニメから古いアニメまで、
とんでもない数が用意されていますからね。
ずっと幸せな時間を過ごしています。
そんな時に、
「あのゲームっぽくていいな(*´▽`*)」となることが結構あります。
ケムリクサを見て、メタルマックスを遊びたくなる、とか
進撃の巨人を見て、戦国サイバー藤丸地獄変を遊びたくなる、とか
ハッピーシュガーライフを見て、マリア君たちが生まれた理由を遊びたくなる、とか
そのアニメに対して、
どんなレトロゲームが合うかな?というのを自然に考えてしまいます。
そんな時に思ったんです。
「これは他の人にも役に立つのかな?」と。
ケムリクサを知っていて
メタルマックスも知っている
これだったら何の問題もないと思うのですが。
メタルマックスというゲームを
知らない人も数多くいるでしょうからね。
「ケムリクサを好きなら、絶対にメタルマックスにハマる!!」と紹介すれば、
「じゃあ遊んでみようかな?」となる人もいるのかなと思ったわけです。
逆に、
メタルマックスを大好きな人にとっては、
ケムリクサが最高のアニメになる可能性が高いですからね。
アニメ好きにも
レトロゲーム好きにも
楽しんで貰えるような記事にしていきたいと思います。
今回紹介したいのが
魔法少女サイトというアニメです
魔法少女サイトとはどんなアニメ
今作のあらすじを簡単に説明しますと
可哀そうな少女しかアクセスできないサイト
魔法少女サイトにアクセスしてしまった主人公が
自分の人生を変えることができる強大な力を
授けられたはいいものの
本当にこの力を使用していいものかと悩みぬいていく
王道の魔法少女アニメとは一味も二味も違う
なかなかに渋いアニメになっていました。
家にも、学校にも居場所がないという、
なかなかの地獄ですからね。
そんな地獄からどうやって抜け出していくのか?を考えていく
圧倒的な恐怖の中に、
笑いや熱さが融合していく
今すぐ見て欲しい名作アニメでした。
魔法少女サイトが好きな人に遊んで欲しいゲーム
ウィザードリィエンパイア2
魔法少女サイトの面白い所で言いますと、
個性豊かな魔法少女たちが
想像の10倍くらい激し目に戦いあうというのが面白かったと思います。
悲惨な少女しか魔法少女になれないわけですからね。
捨て身の少女たちが
なりふり構わずに、がむしゃらに戦っていくというのが、
最高に怖くて、最高に熱かったです。
他の魔法少女アニメならば、
魔法少女どうし仲良くしましょうというのが当たり前なのでしょうが。
そうではないですからね。
ここら辺のリアルさも、
今作の魅力の一つだったかなと思います。
そんな、
魔法使いが主役になれる作品を考えたときに、
真っ先に思いついたのが
プレイステーションのRPG
ウィザードリィエンパイア2でした。
今作を簡単に説明しますと
モンスターが強すぎる
謎解きが難しすぎる
こちらの心を色々な方法で折りに来る
なんて感じで、
数あるウィザードリィの中でも、
トップクラスに難しい作品なのですが。
なぜ今作をお勧めしたいのか?というと
魔法使いの強さが半端ないからです。
他のウィザードリィでも、
魔法使いの強さは半端ないです。
(全員に魔法を覚えさせたくなるくらい)
しかし、
最も魔法使いが光り輝く作品を挙げるとするならば、
間違いなく今作が最強だったと思います。
なぜ最強なのか?
レベルが上がるごとに、
魔法のダメージが延々と上がっていくからです。
他の作品で言いますと、
魔法のダメージというのはいくらレベルが上がっても固定です。
全体に100ダメージを与える魔法は、
いつまでたっても100のままです。
逆に、
忍者などの職業は、
レベルが上がるごとにどんどん守備力が上がっていきますので。
ウィザードリィをやりこむ場合は、
忍者のレベルを延々と上げるというのが一般的でした。
じゃあ今作は?というと、
延々と上がっていくわけです。
100が102になって
102が104になって
なんて感じで、
魔法使いのレベルが上がるごとに、
どんどんと凶悪な魔法へと進化していきまして。
魔法使いのレベルを上げるのが
とんでもなく楽しい作品になっていました。
そうでなくても、
レアアイテムをゲットするために
延々と戦うのが面白いゲームですからね。
「気づいたら、勝手にレベルが上がっていた」という感じなんですけどね。
レアアイテムを拾えなくても、
じんわりじんわりと、戦力が底上げされていきますからね。
モンスターが強すぎるのが、逆に心地よくなってくる、
物凄く貴重な作品だったと思います。
更に今作が面白かったのが、
お金で経験値を買えるというぶっ飛んだシステムでした。
教会にお金を寄付することで、
そのまま経験値を貰うことができまして。
お金を稼げば稼ぐほど、
どんどん魔法使いのレベルを上げられるというのが、
本当に楽しかったです。
魔法少女サイトもそうでした、
辛い世界だからこそ、がむしゃらに頑張るわけですからね。
お金を稼ぎまくって、
ラスボスを一撃で倒すくらいの魔法少女を目指してください。
ブレイズユニオン
次に、魔法少女サイトを見ていて面白かった所で言いますと、
主人公の不安定さにあったと思います。
学校ではいじめられ
家庭に帰ってもいじめられ
自分の居場所はどこにもない
こんな状況だったからこそ、
魔法少女という存在に選ばれたのですが。
だからこそ、最高に不安定だったわけです。
他の主人公では絶対にやらないような行動も、
今作の主人公だったらやってしまうかもしれない。
主人公を信じたいのだけど、信じられない。
こんな危うさがあったからこそ、
最後の最後まで目が離せなかったのだと思います。
ここで思いました。
「そんな主人公っていたかな?」と。
居たんです。
最高に不安定な主人公が。
それこそが、
PSPのシミュレーションRPG
ブレイズユニオンの主人公でした。
今作がどんな作品なのかと言いますと
腐敗した世の中を変えるために
義賊の主人公が、大活躍していく
ユグドラユニオンという作品の、外伝的な作品なのですが。
今作の主人公が誰なのか?と言いますと
ユグドラユニオンのラスボスだったんですね。
正義の心を持った青年が、
どうして悪の道へ進んでしまったのか?というのを濃厚に描いていまして。
あの面白さったらなかったです。
前作では敵として登場する人物が、
今作では優秀な仲間になるわけですからね。
一つ一つの出来事に
「なるほどね…」と一喜一憂できますし。
ブレイズユニオンを遊ぶことによって、
ユグドラユニオンの世界もより進化しますからね。
こんなにもセットで遊ぶのが面白すぎたゲームも
なかったのかなと思います。
ではなぜ今作を思い浮かんだのか?
自分の選択によって、
ラスボスにならない物語も用意されていたからです。
本来ならば、
ラスボスになるルートこそが
グットエンディングなのでしょうが。
物語が進めば進むほど、
仲間たちのことをどんどん好きになっていきますからね。
「主人公たちには幸せになってほしいな(;´・ω・)」なんて、
終盤に向かっていくほど
最高に悲しくなってしまうのですが。
物語の進め方によっては、
その結末を変えることができるわけですからね。
最高に不安定な主人公を、
ラスボスにならなかった未来に導いて欲しいなと思います。
黒の十三
ウィザードリィエンパイア2も
ブレイズユニオンも
魔法少女サイトが好きな人には
絶対に好きになってもらえると確信していますが。
実は最もお勧めしたい作品こそが、
プレイステーションのホラーサウンドノベル
黒の十三でした。
今作を簡単に説明しますと
短編のホラー小説が十三本用意されていまして。
バットエンドを迎えないように、結末を目指していく。
かまいたちの夜や
学校であった怖い話の様な
ホラーテイストがかなり強めのサウンドノベルになっていました。
では、なぜ黒の十三を思い浮かんだのか?
プレイステーションの中で
いや
数あるサウンドノベルの中で
最も嫌な物語が収録されているからです。
色々なサウンドノベルを遊んできましたが、
今作に収録されている羽音という物語が別格になっていまして。
このエピソードを遊ぶだけでも
充分価値のあるゲームだったと思います。
(動画でもいいのでしょうが 自分で遊んだほうがより凄いと思います)
本来ならば、
このゲームをお勧めしていい人というのは
かなり限られてくると思います。
何も知らない状態で、
「面白いサウンドノベルだよ(*´▽`*)」と紹介されたら
最悪ケンカになるレベルです。
(面白いサウンドノベルなのは間違いないですが)
ただ、魔法少女サイトが好きだというのであれば、
きっと耐えられると思いますし。
このゲームの真の面白さに気づけると思うんです。
魔法少女サイトの序盤で
心が折られた人も数多くいると思いますが。
そこを乗り越えたからこそ、
名作アニメとしては心に残っているわけですからね。
ノックアウトされないように気を付けて、
知る人ぞ知る名作サウンドノベルを遊んでみてください。
魔法少女サイト好きに遊んで欲しいゲームのまとめ
いかがだったでしょうか
気になった作品はあったでしょうか
魔法少女サイトがゲーム化するとしたら、
ひぐらしのなく頃にの様なサウンドノベルになると思いますからね。
黒の十三はかなり相性抜群だと思いますし。
色々なマジカルアイテムを集めていく
ウィザードリィの様なダンジョンRPGも最高でしょうし。
強大な敵に立ち向かっていく
ブレイズユニオンの様なシミュレーションRPGも絶対に面白いですからね。
いつの日か、
ぶっ飛んだゲームが発売されることを願って、
この記事を終わらせていただきます( `―´)ノ
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